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(CNN) 1日に開かれた米ニューヨーク・シティー・マラソンで、24歳の女性がゴール目前で倒れ、搬送先の病院で死亡した。ニューヨーク市警が明らかにした。

死亡したのはペンシルベニア州ルイスベリーのレイチェル・アパさん。倒れたのは、ゴールまであと数キロという地点だった。

フルマラソンに挑むランナーは増えているが、専門家によると、競技中の死亡は極めて稀(まれ)だという。

市検視局は3日、アパさんの死因は現在も調査中と説明した。父のスティーブ・アパさんはニューヨーク・タイムズ紙に対し、死因は横紋筋融解症だったと話している。横紋筋融解症は、骨格筋が急激に分解して体内に毒素が回る疾患で、腎臓の損傷や命にかかわる心臓問題、多臓器不全を引き起こすこともある。

アパさんが倒れた際は、その場にいた人が蘇生措置を行って大会スタッフがAED(自動体外式除細動器)を使用。駆け付けた救急隊が病院へ搬送したが、命を救うことはできなかった。

米マウントサイナイ病院のダグ・ファレル医師によると、横紋筋融解症は非常に稀な疾患だが、2022年のニューヨーク・シティー・マラソンではこの疾患で医師の治療を受けたランナーが24人に上り、例年の3~4人に比べて異常に多かった。

原因は、この日の高温多湿にあったと思われる。

22年は暑さ指数がカ氏76度(セ氏約24.4度)を超え、1986年に同大会の開催が11月に変更されて以来、最も暑かった。当日はその前の2週間と比べて気温が大幅に高く、ランナーが暑さに適応できなかったとファレル氏は指摘する。

今回の大会が開かれた1日の気温は、セ氏18度前後と穏やかだった。

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