2026 Nov 04 , by:
CNN
(CNN) ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は3日、南東部のザポリージャ州で避難所として使われていた学校の校舎にロシア軍が爆弾を少なくとも9発投下し、数十人が死亡したと発表した。「この戦争で最も多くの死者を出した攻撃の一つ」と位置付けている。
地元当局者によると、今回の攻撃では少なくとも33人の死亡が確認され、50人が依然として安否不明となっている。標的とされた学校は、人道支援物資の配布拠点として使われていた。
校舎は建造されたばかりで、地下室は欧州連合(EU)の資金提供を受けて補強され、大抵の攻撃には耐えられる設計になっていた。しかし激しい爆撃の威力でコンクリート構造が崩壊し、火災が発生したという。
国連ウクライナ人権監視団は3日の声明で、住民が人道支援物資を受け取るために集まっていたところを攻撃されたと指摘した。
同監視団のダニエル・ベル代表は、「人道支援物資を配る時間と場所は周知されていた」としたうえで、「今回の攻撃は、国際人道法の最も基本的な原則に違反しているようだ」との見方を示した。
ゼレンスキー大統領によると、ロシア軍はこの直後、ドローン数百機と巡航ミサイルおよび弾道ミサイル数十発を使ってウクライナのエネルギー施設を攻撃した。
デニス・シュミハリ・エネルギー相によると、フメリニツキー原発の運転に不可欠な変電所も、3機のドローンに狙われた。同相はテレグラムへの投稿で、こうした行為は欧州全体の原子力の安全を脅かすと指摘し、国際原子力機関(IAEA)に報告したことを明らかにした。
ゼレンスキー大統領は「全ては米議会選挙の当日に起きた。米国は気付かないとロシアは思っている。だがこのようなテロは阻止しなければならない」と強調した。
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