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日本時間あす夜に投票が始まるアメリカの中間選挙。最大の争点は物価高のなかで日々の暮らしを維持できるかです。

有権者

「大人になってから初めて、共和党だけには絶対入れないと決めた。もう候補者が誰かは関係ない。(トランプ大統領についていく)やつらを政治の場から追い出さないと」

激戦州の一つ、中西部「ミシガン」。自動車産業が盛んな労働者の街で、おととしの大統領選ではトランプ大統領が勝利しました。

しかし、常連客が集まるダイナーをのぞくと、聞こえてくるのは物価高への不満です。

有権者

「大統領選でトランプ氏に投票した。ただ、今の評価はあまりよくない。戦争の影響でガソリン代をはじめ、すべての価格が上がり、高止まりしたまま上がり続けているから」

卵や肉など、料理に欠かせない食材も軒並み値上がりしているといいます。

ダイナーの責任者 ハラムさん

「トランプ氏は第一期で『アメリカを再び偉大に』と言ってうまくやっていたと思う。でも今のアメリカが本当に偉大かは疑問だね。何もかも値上がりして大きな打撃を受けている。難しい」

こうした生活への不安が広がるなか、中間選挙で最大の争点となっているのが「アフォーダビリティ」、直訳すると「手の届きやすさ」です。

物価が上がるなか、食料品やガソリンなど、日々の暮らしに必要なものを無理なく買えるか、生活が成り立つかが問われています。

記者

「多くの商品が値上がりしているということですが、中でも値上がりしているのは鶏肉。およそ2倍になったということです」

スーパーでも、食品の値上がりが続いています。平均で3割ほど上昇し、食用油やスイカなど、およそ3倍になったものも。イランとの戦闘でガソリン価格が高騰し、輸送費が膨らんだことが要因だといいます。

当然、日々の足にも、その負担は重くのしかかります。

「仕事を掛け持ちしているから、150~170ドル(約2万5000円)くらいかかるよ。(Q.ガソリン代だけで?)1週間に。(Q.1週間で!?)」

有権者の不満を招いている生活費の高騰。民主党は、そこを突いてトランプ政権への攻勢を強めています。

民主党 オバマ元大統領

「生活費の高騰の直接的な原因は現政権にある。最も悪い決断は、不必要な戦争を始めたことだ」

応援演説に訪れたのはオバマ元大統領。これに対し、トランプ氏は戦争による経済への影響は一時的だと主張します。

共和党 トランプ大統領

「短期的には多少の打撃を受けるかもしれないが、たいした打撃ではない」

最新の世論調査では、ミシガン州の上院選で民主党候補が「51%」、共和党候補が「47%」と、民主党がわずかにリードしています。

一方で、こんな本音も聞かれます。

有権者

「どちらの政党も、もっとしっかりしてほしい。正直どちらの政党にも満足していない。相手候補をけなす話はもう聞きたくない。生活をよくするために何をしてくれるのかを聞きたい」

日々の暮らしを圧迫する物価高。その不満が中間選挙の一票にどのように表れるのでしょうか。

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