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(CNN) トランプ米大統領から「屋外便所のような国」呼ばわりされたことを受け、ノルウェー観光当局がユーモアを交えたキャンペーンに乗り出し、絶景を楽しめる国内の公衆トイレを紹介した。

トランプ氏が痛烈な発言をしたのは、中間選挙の投票を前にした遊説先でのことだ。

トランプ氏は25日の集会で、一部の国から米国への移民は歓迎するが、ノルウェーからは受け入れたくないと発言。「ノーベル賞を受賞できなかったので、ノルウェーからは誰ひとり来てほしくない」と語った。その後「実際、ノルウェーは屋外便所のような国になってしまった」と言い放つ場面もあった。

ノルウェーの観光PRを手掛ける「ビジット・ノルウェー」はこの呼び名を逆手に取り、美しい北欧の国で利用できるトイレの数々を紹介したオンライン記事で、「これぞ世界最高の屋外便所?」と問いかけている。

観光当局は今週、キャンペーンを宣伝するためSNSにトイレの写真数枚を投稿。「何やら『屋外便所のような国』を巡る騒ぎが起きているらしい。我々に言えるのは、ノルウェーには世界でも指折りの美しく壮観なトイレがあるということだ」と説明した。

キャンペーンでは見事なトイレの数々を写真や動画で紹介し、「ノルウェーは屋外便所を再び偉大にする! どうしても用を足したいときはもちろん、そうでない時でも訪れる価値がある」などといったキャプションを添えた。

紹介されているトイレの一つが、ソグネフィヨルド地区のステーガスタイン展望台にあるトイレだ。観光当局によると、ウェブサイト「デザイン・キュリアル」が選ぶ世界の公衆トイレ10選に入ったこともある。ヘルゲラン海岸にある波を思わせる形状のトイレも取り上げられている。

トランプ氏はこれまでもハイチやリビア、ソマリア、イエメンを「屋外便所のような国」と呼んできた。ただ、今回の口撃の発端には、今月発表されたノーベル平和賞を受賞できなかったことがあるとみられる。受賞したのは南アフリカの人権擁護の先駆者、ナビ・ピレイ氏だった。

トランプ氏はノルウェー側から繰り返し、賞の授与を決めるのは独立したノーベル委員会であって、ノルウェー政府ではないと説明を受けている。

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