(台北中央社)交通部(交通省)は28日、台湾鉄路(台鉄)とJR東日本が協力覚書を締結したと発表した。今後、双方は長期的な協力交流メカニズムを構築し、技術や経験の共有、運営面での交流、観光PRでの協力などを通じて、鉄道の安全性とサービスの質を向上させるとしている。
交通部は報道資料でJR東日本について、運営管理、インフラの維持管理、駅開発、観光マーケティングなどの分野で豊富な経験と優れた実績を持っていると紹介。覚書の締結は台日間の鉄道を通じた協力関係が新たな段階に進むことを象徴するだけでなく、共に技術交流の促進や運営の安全性、持続可能な発展に取り組む決意を示すものだと説明した。
協力は、意見交換や技術討論、相互視察、職員の相互訪問などを通じて進める。
具体的には、軌道や橋梁、斜面などの土木施設の維持管理経験に加え、自然災害の予防やモニタリング、対応策などについて情報を共有し、鉄道システムの強靭(きょうじん)性と安全管理能力の向上を図る。また、駅や周辺の土地の開発、資産の活用、商業施設の管理・運営に関する実務経験と成功事例を共有し、資産運営の効果と利益を高める。
さらに、双方の鉄道の特色と観光資源を組み合わせ、台日鉄道旅行のマーケティングとプロモーション活動を共同で推進し、より多くの利用者に台日の鉄道文化や沿線観光の魅力を体験してもらい、観光・文化交流を促進する。将来的には、産業発展のニーズと協力の成果に基づいて、交流協力分野の拡大も目指す。
台鉄の鄭光遠董事長(会長)は、今後は双方の専門的な資源と経験を結び付け、技術交流を深めるとともに、スマート化、安全性の向上、持続可能な発展を積極的に推進し、乗客により安全かつ便利で質の高いサービスを提供し、相互利益のある関係を築きたいと語った。
(編集:齊藤啓介)
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