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 めぐみさん=仮名=は、この年の1月から私立中学の入試に臨みました。1月は埼玉県を皮切りに、千葉県と続き、2月からは東京都内の学校で試験を受けました。

 試験が終わって自宅に帰り、おやつを食べていたひととき。めぐみさんが取り出してきたものがありました。毎日小学生新聞(毎小)に掲載されたスタンプラリーの台紙です。毎小は前年の2021年に創刊85周年をむかえたのを記念し、21年9月から12月にかけて「毎小とあゆむ85年史すごろくスタンプラリー」を実施しました。めぐみさんは3枚の台紙を手にして、お母さんといっしょに笑い転げながら遊んでいました。

 翌日にも試験がひかえていましたが、戦記さんは娘の姿に目を見張りました。

戦記さん メンタル強いわ。

 戦記家では、クリスマスの時期に習慣にしていることがあります。お菓子メーカー「ロイズコンフェクト」(北海道札幌市)が販売している「ロイズ アドベントカレンダー」です。12月1日から24日まで、毎日一つずつ日付が書かれた扉をめくると、チョコレートやお菓子が出てくる仕掛けになっていて、クリスマスまでカウントダウンしながら楽しく過ごせます。

 めぐみさんは、これと同じような感覚で毎小のスタンプラリーに取り組んできました。「毎日少しずつ完成させることが楽しい」と感じていました。

 21年は「毎小とあゆむ85年史すごろくスタンプラリー」のほかにも、果物や花、野菜のタネを紹介した「何のタネ? スタンプラリー」、まちにある施設や場所を示す地図記号を紹介した「毎小タウン・地図記号スタンプラリー」を実施しました。めぐみさんは、毎朝届いた紙面のスタンプをはさみで切り取り、リビングの壁に張った台紙にスタンプを貼っていきました。

 「切り取って貼ることで完成するのがおもしろかった。完成するゴールに到達するのが楽しかったです」と、めぐみさん。タネと地図記号の台紙は、2月の入試当日まで張っていたそうです。

 部屋のドアや冷蔵庫、おふろ、トイレなど、何気なく目に入る場所に台紙が張ってあると、知識が自然と身に付いていきます。今年12月に創刊90周年をむかえる毎小ではいま、「毎小とあゆむ 90年史すごろくスタンプラリー」を実施しています。めぐみさんのように、スタンプの切り貼りを楽しんでみてはいかがでしょうか。=随時掲載

戦記さん 小学生時代には、毎小のスタンプラリーにハマっていたねえ。壁に台紙をペタペタ貼っていたよ。

めぐみさん 集めるのが純粋におもしろいし、毎日必ず前の分も見ることになるから、結果的に知識の復習になっているんだよね。

戦記さん なるほど。確かに初日から当日まで目で追うことになるよね。遊びのつもりが、記憶訓練になっているね。

めぐみさん いろいろなテーマのスタンプラリーがあって楽しかったな!

戦記さん 勉強している感じがしないけど、しっかり知識の土台になっているね。

 ◆プロフィル

 教育投資ジャーナリスト。2016年に娘の中学受験をテーマにしたブログ(senkiwork.com)を開始。現在は、中学受験から先読みの大学受験、英語教育、投資教育などを取材。早稲田大学法学部を卒業、アメリカ・カリフォルニア大学バークリー校でMBA(経営学修士)を取得。

 東京都内の中高一貫女子校に通う高校2年生。小1から高2春まで毎小を愛読。趣味は読書。動物が好きで、NHK「ダーウィンが来た!」のファン。

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