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プログラミング言語「PHP」に重大な欠陥が見つかった問題。きょう、飲食店でアプリなどが使えない事態が続いています。さらに、先ほどソフトバンクは災害などの緊急速報メールが送信できなくなっていると発表しました。

記者

「こちらの『すき家』ではアプリなどでの注文ができないとの張り紙が貼ってあります」

牛丼チェーンの「すき家」。

記者

「割引のクーポンが使えないようです」

きょうも、アプリでの弁当予約やクーポンの利用ができない状態が続いています。

アプリを利用している客

「張り紙がなかったらわからない。(アプリが使えないのは)不便ではあります」

さらに、回転寿司チェーンの「はま寿司」では来店予約を一時停止。ハンバーガーチェーンの「ゼッテリア」ではアプリの全ての機能を停止しています。

PHPの欠陥の影響は、いのちに関わる情報にも影響しています。

先ほどソフトバンクは「緊急速報メール」のメンテナンスをしていると発表。現在、「緊急地震速報」や「津波警報」が受信できないということです。

台風30号が接近するなか、「災害・避難情報」も受信できない状態に。メンテナンスは26日に完了するとしています。

ソフトバンク利用者

「速報が来ない?それは非常に困ります、本当に。一人暮らしなんで」

さらに、専門家が懸念するのは“ゼロデイ攻撃”のリスクです。

日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事

「ゼロデイ(攻撃)とは脆弱性の修正版が出る前に攻撃されるもの」

PHPの欠陥の修正プログラムが公開されたのはおとといの夜。その前に攻撃が始まっていたというのです。

それを示すのが、こちら。

欠陥を狙った攻撃プログラムがすでに作られ、その手法が公開されていたのです。

ページには「全てを盗め。何も残すな」という文言が。

実際、「アマゾン」では今月17日には攻撃が確認されていたと発表。

専門家はすでに乗っ取りなどが起きている可能性を指摘します。

日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事

「今後、被害は拡大していくと思う」

サイバー攻撃は新たな局面を迎えています。

マイクロソフトによりますと、中国政府とつながりのあるハッカー集団がAIを使い、世界中の企業や組織にサイバー攻撃を行っていたと発表。攻撃に使われたのは、システムの弱点を自動で探す中国系のAIツールです。

専門家は行政機関や防衛産業への攻撃への警戒も必要だと指摘します。

日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事

「今までは個人情報が多い組織が(標的の)中心となっていた。それ以外に実害のありそうなところが実際に標的となる可能性が高い」

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