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季節外れの暑さが続いていますが、北海道では、いま“ハワイの魚”マヒマヒが大量にとれているそうです。

■2026年「いくら200g」は約2万円に? 海水温上昇により各地で海の幸に異変

井上貴博キャスター:

海水温が上昇したことにより、各地で海の幸に異変が起きている現象についてまとめました。

▼北海道 秋サケ ※北海道庁によると

漁獲量(7月1日〜10月10日)

2025年比 約40%減

まずは、北海道の秋サケです。

漁獲量は2025年と比べると約40%減ってしまいました。

▼イクラ200gの価格 ※豊洲市場ドットコム バイヤー・八尾昌輝さんによると

5年前  約3000円

2026年  2万円近くに? 

豊洲市場ドットコム バイヤー・八尾昌輝さんによると、イクラ200gの2021年の価格は約3000円でしたが、2026年に値をつけると、2万円近くになるのではないかということです。

あまりに獲れない、あまりに高いので、商品化すらためらう人が多い状態ですが、あえて値段をつけるならば2万円近くになる見込みだそうです。

▼広島 カキ

10月 一部海域で平年より約1〜2割多くカキ死ぬ(漁協へのアンケート調査)

9月  広島湾の一部で海水温上昇 酸素濃度低下(広島県農林水産課によると)

次に、広島のカキです。

10月、一部の海域で平年より1~2割多くカキが死にました。もともと一定数は死ぬそうですが、想定よりも多く死んでしまったそうです。

9月、広島湾の一部で海水温が上がり、バクテリアが増加したことに加え、酸素濃度も低くなってしまったことによるものといいます。

■「廃棄か地元で出回るくらい」 経営面でも漁業者への影響大

そして、岩手のウニも影響を受けています。

宮古市で8月、9月に相次いで発見されたのは、本来生息していないはずのサザエです。今まで考えられていたサザエの北限は太平洋側では千葉でした。それが一気に変わり、海水温の上昇によって住みにくい環境になったのか、ウニが追い出される形になりました。

生産者や漁に出るみなさんは、どうされているのでしょうか。

北海道・斜里町では大量のシイラが水揚げされています。ですが、豊洲市場ドットコム バイヤー八尾さんによると、「加工業者も少なく、廃棄されるか、地元で出回るくらいでは」とのことでした。

これはもう日本全体の問題、世界の問題かもしれません。

慶應義塾大学教授 教育経済学者 中室牧子さん:

重要なことは、漁獲量全体が減ったというよりも、岩手県でウニが獲れなくなった代わりにサザエが獲れるようになったというように、獲れるものが変わってきたことだと思います。

この事態は仮に適応ができたとしても、加工や流通、雇用などの面は容易に変更できることではないため、漁業者の経営に著しい影響を与えると思います。

ですので、獲る種類を変えていくだけでなく、働き方や雇用の状況も併せて適応していかなければいけない、難しい状況になっているのではないでしょうか。

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<プロフィール>

中室牧子さん

慶應義塾大学教授

教育経済学者

著書「科学的根拠で子育て」

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