feature-top

(台北中央社)国家宇宙センター(国家太空中心、TASA)は15日、地球観測衛星「福爾摩沙衛星8号」(福衛8号、フォルモサット8号)の初号機「チー・ポーリン衛星」が取得した地表の画像を公開した。台湾最高峰、玉山主峰を捉えた画像には、山頂に設置されている石碑が確認できる。

福衛8号は台湾初の国産光学リモートセンシング衛星群で、「チー・ポーリン衛星」は昨年11月に米西部カリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地から米宇宙企業スペースXのロケットで打ち上げられた。今年1月から画像取得を本格的に開始している。またこの日は、今年末から2号機の「FS8B」を米国に輸送し、来年第1四半期(1~3月)の打ち上げを目指すことが発表された。

今回公開されたのは、玉山の他、日月潭(中部・南投県)、烏石港(北東部・宜蘭県)、高雄港(南部・高雄市)、嘉明湖(東部・台東県)、桃園国際空港(北部・桃園市)、銅鑼サイエンスパーク(中部・苗栗県)、南部・台南市北門区の沿岸部、台北市の市街地、中部・雲林県褒忠郷の農地などの地表画像13枚。

TASAは、画像は鮮明で、玉山では排雲山荘や登山道なども確認できる。他にも、台北市の超高層ビル台北101の外観の細部や台北ドームの屋根の模様、烏石港のパラソル、銅鑼の赤土、褒忠郷の鮮やかな色彩の農地が写っており、地表の細部を観測する能力が示されているとした。

TASAの呉宗信主任は「チー・ポーリン衛星」について、十月十日を経て生まれた子供のようだと表現。打ち上げ後予期せぬ事態も起きたが、チームが昼夜を問わず課題に取り組み難関を乗り越えてきたとし、同衛星が取得した画像を見た時は興奮し、自分の家がどこか探したと明かした。

TASAは衛星画像は重要な地表の記録であり、国土計画や防災・災害救助、環境モニタリング、営農管理、海洋観測などの分野で貴重なデータになると強調した。

また、福衛8号が備える地上分解能2メートルのレッドエッジ帯域を利用することで、植生の生育状況をさらに詳しく分析できるとし、今後は販売代理店との提携やシステム操作訓練などを通じ、画像の販売事業や国際市場への展開を段階的に進め、国内企業が持つ画像販売や地理情報システム(GIS)技術サービスなどの能力と協力し、台湾の衛星画像の活用を拡大していく方針だ。

This is the title
This is the content
Ok
Cancel