高知にゆかりのある、歴史的な刀や剣を集めた特別展が、高知市の坂本龍馬記念館で開かれています。県内初公開となるイギリス王室ゆかりのサーベルや、坂本龍馬が実際に使ったと伝わる脇差など、激動の歴史を語る貴重な刀剣が訪れた人の目を引いています。 坂本龍馬記念館で10月10日から始まった、特別展「土佐ゆかりの刀剣」。幕末から明治維新にかけて、高知や坂本龍馬にゆかりのある刀や剣、その部品など、合わせて36点が展示されています。 (県立坂本龍馬記念館 学芸課 三浦夏樹学芸課長)
(今回の展示の目玉は?)
「目玉の1つはこちら。後藤象二郎がイギリス王室から拝領したサーベル。イギリス公使のハリー・パークスが(1868年・京都で)暴漢2人に襲われることがあり、それを守ったのが、薩摩の中井弘と土佐の後藤象二郎で、のちにイギリスのビクトリア女王から同じサーベルをいただいている」 サーベルは、普段東京で保管されていて、今回当時の感謝状などと合わせて高知では初公開です。 さらに会場には、刀好きとして知られた龍馬が所持していたとされる脇差や、土佐藩を代表する刀鍛冶、朝尊(ともたか)や中島氏詮(なかじま・うじのり)が鍛え上げた日本刀もずらりと並びます。 2026年で、士族が刀を持つことを禁じた「廃刀令」からちょうど150年。展示は、刀という「自らの魂」を奪われた武士たちの、当時の複雑な思いにも焦点を当てています。 (県立坂本龍馬記念館 学芸課 三浦夏樹学芸課長)
「“武士が士族となって最後にどうなっていくのか”と寂しかったり、はかなかったりする展示にもなる。武士にとって刀がどういうものだったのか。帯刀できなくなって武士がどうなっていくのかというのを知っていただきたい」 特別展は12月6日まで開かれています。
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