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【10月11日 AFP】パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長は10日、議会選挙を来年9月に延期すると発表した。パレスチナの公式メディアが報じた。選挙が再び延期されるとの見方が広がっていたが、正式に決まった。

国際社会が強く実施を求めてきた議会選は、2006年以来初めてとなるもので、11月28日に予定されていた。大統領選も2027年初めに実施される見通しだった。

しかし、パレスチナの公式通信社WAFAによると、アッバス議長はイスラエルによる「妨害」を理由に、両選挙を2027年9月11日に実施するとの議長令を出した。

10月27日に自国の選挙を控えるイスラエルは、選挙延期をめぐりアッバス議長を「腐敗した独裁者」と非難した。

WAFAが公表したアッバス議長府の声明は、延期の理由として「イスラエルの措置によって課された障害」に加え、「適切な政治・治安・現地の状況を整える必要性」を挙げた。

パレスチナ自治区ガザ地区中部デイルアルバラフで避難生活を送るアブ・アミン・ジュデさんは、パレスチナ人は自分たちの代表を選ぶために投票したいと語った。

40歳のジュデさんは「紛争であらゆるものが破壊され、ここでの生活が厳しいことは分かっている。だが、選挙の延期はいつまで続くのか」と訴えた。

ヨルダン川西岸ラマラに拠点を置くパレスチナ自治政府は今週、議会選に先立ち、パレスチナの選挙管理当局者が東エルサレムやガザ地区に入ることをイスラエルが認めていないと述べた。

これに対し、イスラエルのギドン・サール外相は9日、イスラエルが選挙を妨害しているとの主張を否定した。

サール外相はX(旧ツイッター)に「イスラエルが選挙の実施を妨害しているとの虚偽の主張によってイスラエルを巻き込もうとする(アッバス議長の)試みは、責任を回避し、説明責任を免れるために新たに持ち出されたばかげたうそだ」と投稿した。

アッバス議長率いるファタハと、長年対立するイスラム組織ハマスを含むパレスチナの各勢力は、7日にカイロで開かれた会合で、同議長とパレスチナ解放機構(PLO)執行委員会に選挙の延期を勧告することで合意していた。会合に出席した関係者がAFPに明らかにした。

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