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(CNN) ドイツのスポーツ用品大手アディダスがオーストラリアの人気オンラインファッションブランド「ホワイトフォックス・ブティック」を相手取り、訴訟を起こしたことが分かった。アディダス側はホワイトフォックスが宣伝・販売する衣料品の4本線のデザインについて、自社の登録商標である3本線と紛らわしいほど似ていると主張している。CNN提携局の7ニュースが報じた。

9月18日にオーストラリア連邦裁判所に提出された書面によると、アディダスは今年に入ってから、ホワイトフォックスに4本線の衣料品の販売をやめるよう繰り返し求めたものの、すべて拒否されたという。7ニュースは書面の内容を確認した。

ホワイトフォックスは2013年に立ち上げられたブランド。オーストラリアや米国、英国の10代や20代の若者に人気があり、インスタグラムでのフォロワー数は270万人を超える。

7ニュースによると、アディダスの弁護士はシドニーの法廷で9日に行った証言で、ホワイトフォックスは何カ月にもわたって自社製品に4本線を大きくあしらってきたと主張した。

アディダスの弁護士は、ホワイトフォックスが展開する宣伝素材についても問題視した。ホワイトフォックスの衣料品はアディダスの正規品の靴と組み合わせて紹介されることが多いためだという。

7ニュースによると、弁護士は法廷で、ホワイトフォックスの服とアディダスの靴をコーディネートしたインフルエンサーの宣伝写真を提示。両社の商品を一緒に見せれば、買い物客が混同しやすくなると訴えた。

「当社の評判に便乗しようとする意図がある」とも指摘した。

アディダスは商標権侵害を訴えるとともに、ホワイトフォックスが「(アディダスと)つながりがあると消費者に思わせている」として、損害賠償も求めている。

7ニュースによると、ホワイトフォックス側の弁護士はアディダスの主張を全面否定。プリンセスポリーやグラソンズ、シーインなど、他のファストファッションブランドも4本線のデザインを採用していると主張した。

ホワイトフォックスの弁護士は9日、法廷で「アディダスの評判が高いことは間違いない」と前置きしたうえで、「アディダス自ら3本線のブランドをうたっている。重要なのは、あくまで3本という点だ」と付け加えた。

オーストラリア政府の記録によると、アディダスは1957年からオーストラリアで3本線のデザインを商標登録している。

2013年には、4本線のデザインの靴を販売したとして、オーストラリアの消費財・衣料品会社パシフィック・ブランズを提訴。結果は勝訴だった。

判事はこの訴訟の審理を2027年前半に行う方針を示した。

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