feature-top

【10月10日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)の検察当局は9日、先週フライドバイの旅客機内で機長を襲撃した副操縦士が、イスラエル・テルアビブのベングリオン空港に機体を墜落させる計画を立てていたと明らかにした。

UAEの国営メディアが報じた検察当局の捜査結果によると、現在同国で拘束されているオマーン人の副操縦士は、国際テロ組織アルカイダによる2001年9月11日の米同時多発攻撃に影響を受け、「可能な限り多くの人命を奪うことを目的に」犯行に及んだ。当局は副操縦士の氏名は公表していない。

検察当局によると、副操縦士はオーストラリアへの留学中、「過激主義に関する文献を読み、テロ組織や自爆攻撃を美化するオンラインコンテンツを閲覧するうちに」過激思想に染まり始めた。

事件が起きた便は副操縦士にとって3回目のテルアビブ行きの便で、過去2回の渡航を犯行の計画に利用していたという。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はこれまでに、イスラエルを国家として承認していない国の国民が同国への航空便を運航することを禁じる規制を、副操縦士が何らかの方法で回避したに違いないと述べていた。

一方、UAE検察当局の捜査では、副操縦士は操縦士免許の保有、無犯罪証明書の提出、必要な審査の通過など、採用に必要な専門資格と保安上の要件を満たしていたことが判明した。

検察当局は「いずれの手続きでも、過激思想やテロ計画を実行する意図を示す兆候は確認されなかった」と説明した。

副操縦士は以前、オマーン航空とロイヤル・エア・モロッコに勤務していた。ただし、事件後の報道では、過激思想への懸念からオマーンでの飛行を禁止されていたと伝えられている。(c)AFP

This is the title
This is the content
Ok
Cancel