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(CNN) 米地質調査所(USGS)によると、中米パナマの南部で強い地震が発生した。地震の規模は暫定的にマグニチュード(M)7・7と推定されている。

当局者によると、数人が軽傷を負ったものの、これまでに死者や行方不明者の報告はない。民間防衛当局によると、民家や道路、ホテル、政府庁舎、商業施設、教会などが損傷する被害が出ている。

USGSは死傷者が出る恐れを指摘し、広い範囲で被害が発生する可能性が高いとの見方を示していた。

CNNが検証した映像には、震源から約110キロ離れたペノノメで、複数の建物が損傷した様子が映っている。動画の一つでは、教会の尖塔(せんとう)の一部が崩落し、別の建物の正面の壁も崩れている。

人気リゾート地のプラヤベナオでは、複数階建ての建物が倒壊。下敷きになった車数台が押しつぶされた。

パナマ運河に架かるセンテニアル橋では、車が通行する中、橋を支えるケーブルが揺れる場面もあった。

当局によると、運河の運用は通常通り続いている。施設に被害がないか、職員が点検している状況だという。

首都パナマ市では、地下鉄2路線が運行を停止。一部の駅から乗客が避難した。

パナマのムリノ大統領は国民に平静を呼びかけるとともに、閣僚に対し、地震の影響に関する情報を提供するよう指示した。被災者支援の体制づくりも進めている。

ムリノ氏は被害を受けたペノノメの病院を訪問。この病院では、避難した患者が屋外で治療を受けることを余儀なくされている。

USGSによると、これまでに40回を超える余震の報告があった。この中には暫定的にM6.6と推定される地震も含まれている。

米国の津波警報システムは当初、一部の沿岸部で津波が発生する可能性があると警告していたが、後に津波の恐れはなくなったと指摘した。

中南米では今年、強力な地震が相次いでいる。夏にはベネズエラで2度の強い地震が発生し、計6400人以上が死亡。コロンビアを襲った地震でも約300人が死亡した。

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