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相次ぐサイバー攻撃をめぐり、きょうもブックオフやJR東日本といった企業で、個人情報が流出したおそれがあることが分かりました。被害急増の背景にあるとみられるのがAIですが、私たちは最先端AIの開発を行う企業を取材。現状について話を聞きました。

ビッグエコー会員

「いままで気軽に個人情報とか出していたので、これから気をつけないとまずいですね。ニュースで見て他人事だったものが、もう自分のところに来ちゃったな、そういう感じありますね」

相次ぐ企業からの大規模な情報流出。

きのう、「カラオケビッグエコー」などを展開する第一興商は、客の電話番号などの個人情報、およそ872万4000件が流出したおそれがあると発表しました。

さらにコンビニ大手のローソンでも、215万件あまりの氏名や電話番号などが漏えいしたことがわかっています。

そして、きょうも…

記者

「ブックオフはきょう、最大で640万件を超える個人情報が流出した可能性があると発表しました」

「ブックオフグループホールディングス」によりますと、会員情報を管理する子会社のシステムに不正アクセスがあり、氏名や電話番号など、最大で643万件の個人情報が流出した可能性があるということです。

「ブックオフで働いていたことがあって、会員証とかアプリには入っている。漏えいしたメールが届いた」

「怖いなと思いました。自分で守るしかないのかなと思っている」

さらに、旅行サイトの「スカイチケット」を運営する「アドベンチャー」は、不正アクセスによって客の氏名や電話番号、住所といった個人情報、1400万件あまりが流出したと発表しました。

そして、JR東日本は先ほど「えきねっと」や「ビューカード」などのシステムで、合わせて600万件以上の個人情報が漏えいした可能性を明らかにしました。

また、ニュースサイト「ニューズピックス」を運営するユーザベースも、先ほど不正アクセスにより氏名や電話番号、勤務先、クレジットカードの名義など、合わせて100万件あまりが流出した可能性があると発表しました。

「怖いし、他の企業も信用しづらいと思う」

JNNの調べによりますと、企業の情報流出はこの2週間ほどで分かっているだけでも、最大6300万件あまりにのぼるおそれがあります。

被害が急増する背景の一つは、AI。国産AI開発の最前線を走る「Sakana AI」のサイバーセキュリティ事業の担当者が、初めてテレビの取材にこたえました。現状を、こう分析します。

Sakana AIサイバーセキュリティ事業担当 宮﨑太郎さん

「今までに全く見なかったような新しい攻撃が来ているよりは、今までもリスクとして存在していたものがAIによってより効率的にスピーディーにできてしまった。結果として事件(サイバー攻撃)の増加に繋がってるのかなと」

そのうえで…

Sakana AIサイバーセキュリティ事業担当 宮﨑太郎さん

「サイバーセキュリティに関しては、攻撃側と防御側とあるが基本的に攻撃側の方が有利。攻撃側は大きなシステムの中で、1か所だけ攻撃に成功すればいい。防御側はそれを想定して全部守らなければいけない。防御側もAIを使うのは必須」

私たちにできることは何か。最先端AIの開発に挑む専門家が強調するのは、「基礎」の徹底です。

Sakana AIサイバーセキュリティ事業担当 宮﨑太郎さん

「ID、パスワードをなくさない、詐欺メールを開かない、スマートフォンなど大事な情報をどこかに落としてこない。AIの使い方も学んでいく必要がある。AIに自分の大事な情報をやすやすとアップロードしない、他人の情報をアップロードしない意識は大事かなと」

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