工業高校の生徒たちに下水道事業への理解を深めてもらおうと、下水道管を布設する工事の見学会が行われました。社会を支えるインフラ工事の現場を肌で感じた生徒たちにとって、大きな刺激になったようです。見学会は、9月10日の「下水道の日」に合わせて高知市上下水道局が毎年行っています。 8日は、高知工業高校土木科の1年生35人が参加し、汚水の流れや下水道の役割などについて講義で学んだ後、下水道管を新設している2か所の工事現場を見学しました。 1か所目は、旭浄水場のそばで新たに下水道を布設している現場で、深さ6mほどの穴を掘り、その穴の中から横方向へと地中をドリルで掘り進め、下水道管を敷設していく「推進工法」で工事が進められています。作業は主に地中で行われ、交通量が多い道路の下や、川を渡る場所でも工事できるのが特徴です。 ▼見学した生徒
「これが自分たちの生活を支えているんだなとすごく興味を持てました」 2か所目は旭駅近くの現場で、ここでは深さ2mほどの溝を掘り地上から下水道管を直接埋め込む「開削工法」で工事が行われています。浅い場所へ布設する際に適した工法で、1mあたりの工事費用は、「推進工法」が50万円ほどかかるのに対し、17万円ほどで済むといいます。土木を学ぶ生徒たち、見学する際は興味津々で、質疑応答でも積極的に疑問をぶつけます。 ▼生徒
「パイプの周りがなみなみになっているのは意味があるのか」
▼現場の担当者
「砕石という石で埋め戻すことになっていて、それがきちんと噛み合うように」 ▼生徒
「作業している人達がかっこよくて、ミリ単位なども出てきて、すごく勉強になり、興味が湧いて」 ▼生徒
「社会の基盤を整えるというのが言葉だけではわからなかったが実際の現場見学を通して、現場の安全も含めてその後の人々の生活を支えるものなのだと分かった」 人々の生活を支えるインフラ工事の現場を肌で感じた生徒たちにとって、今回の見学会は大きな刺激になったようです。
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