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今年のノーベル化学賞が発表され、東京理科大学名誉教授の硤合憲三さんらが選ばれました。

今年のノーベル化学賞に選ばれたのは、東京理科大学名誉教授の硤合憲三さん(76)と、フランスのパリ・サクレー大学の名誉教授のアンリ・カガンさん(95)です。

スウェーデン王立科学アカデミーからの電話に対し、硤合さんは…

東京理科大学名誉教授 硤合憲三さん

「素晴らしいニュースを聞いてとても興奮しています。もちろん、人生で最もエキサイティングな日です。著名なカガン教授と受賞できて嬉しいです。人生で最もエキサイティングな日です。(Q.受賞を聞いた時は)家の近くで買い物に出ていた」

受賞理由は「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」です。アミノ酸などの一部の分子は、鏡に映したような2つの異なる型があります。しかし、生物のタンパク質は片方のみで構成されています。

硤合さんは、「硤合反応」と呼ばれる「不斉自己触媒反応」を発見。これは、反応によってできた物質が、自分と同じ型の物質をさらに増やしていく反応です。

硤合さんは、最初はごくわずかでも一方の型が多ければ、反応を繰り返すうちにその差がどんどん大きくなり、ほぼ一方の型に偏ることを実証しました。

硤合さんらのこうした研究は、医薬品の製造にとって重要だと評価されています。

日本の研究者がノーベル化学賞に選ばれるのは、去年の北川進さんに続いて、10人目です。

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