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【10月4日 AFP】アジア・オリンピック評議会(OCA)のフセイン・ムサラム事務局長は4日、愛知県と名古屋市を中心に開催された第20回アジア競技大会で50以上の世界新記録が生まれたことを挙げ、相次ぐトラブルに対する各国代表団からの不満があったものの、大会の成功を強調した。

今大会では、選手を乗せたバスが誤った会場に到着したり、ホッケーの韓国代表チームに対し誤って北朝鮮の国歌が演奏されたりと、不手際が続出した。

また、選手や役員などの大会参加者が五輪を上回る1万7000人以上に達したことでベッド不足が発生したほか、到着時に空港で最大6時間足止めされたとの苦情も上がっていた。

一部の競技では空席が目立ったものの、競技面ではトップ選手たちによる素晴らしいパフォーマンスが披露され、競泳や射撃、重量挙げなどで世界記録が塗り替えられた。

ムサラム事務局長は、この日行われる閉会式を前に熱弁を振るい、「数字こそが事実だ」と反論した。

「今回の偉業は、組織委員会が選手のために準備した最高の環境があってこそ達成できたものだ。十分な睡眠や円滑な移動手段が確保されていなければ、選手たちはパフォーマンスを発揮できない。われわれはその証拠を提示している」と主張した。

今大会では経費削減のため選手村が開設されず、参加者らはホテル、輸送コンテナ型宿泊施設、および大型クルーズ船コスタ・セレーナ号に分かれて滞在した。

一部の代表団からは仮設宿舎のベッドの長さが足りないといった不満の声も出ていたが、ムサラム氏は宿泊施設について「選手たちから非常に好評だった」とし、将来の大会に向けた持続可能なモデルを提供できたと評価。「名古屋に財政的な負担を残さず、無用の長物をつくらずに済んだことをうれしく思う」と語った。(c)AFP

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