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(CNN) サッカーの英イングランド・プレミアリーグは、マンチェスター・シティー(マンC)が犯したとされるリーグの財務規則の重大な違反行為をすべて認定した。

これらの違反に関する制裁措置は公表されていないが、プレミアリーグの規定によると、勝ち点の剥奪(はくだつ)、無制限の罰金、あるいはリーグからの完全追放といった処分が科される可能性がある。

マンC側は一貫して不正行為を否定しており、29日に出した声明では、プレミアリーグの発表を受けて「上訴の手続きを進める」とし、告発に対する「無実」を主張した。

プレミアリーグの声明によると、独立委員会がイングランド・マンチェスターを本拠地とする同クラブについて「複数の商業パートナーと(当事者間の真の合意内容を偽った)『偽装』契約を締結し、また他のパートナーとも『偽装』契約を利用して、クラブの収益を人為的に水増しすると共にコストを実際よりも低く見せていた」と結論付けた。

プレミアリーグは、委員会による40ページに及ぶ文書を公開した。複数の文章とグラフが黒塗りとなったこの文書は、マンCが2009~10シーズンから17~18シーズンにかけて財務規則を回避するために行ったとされる不正行為について詳述。「重大な不正行為」に関する「強力かつ説得力のある証拠」を提示しているという。

クラブに対する告発では、マンCが「財政の真の状況を隠蔽(いんぺい)」し、「当該期間の収入を8億3000万ポンド(約1720億円)以上過大計上した」とされている。また、クラブは支出を大幅に過少計上した疑いも持たれている。

プレミアリーグは29日の声明で、一連の不正行為について、「当該期間中のクラブの収入を人為的に水増しし、支出を9億ポンド以上少なくすることで財務規則を遵守していると見せかけようとした」と主張。また疑惑を調査する段階でマンC側が「リーグに対する協力義務および最大限の誠実義務に複数回違反した」とも非難した。

マンCのフェラン・ソリアーノ最高経営責任者(CEO)は、CNNが入手した内部スタッフ向けのビデオメッセージの中で、クラブは「反論の余地のない証拠」に基づいて潔白を主張すると表明。疑惑は「たった一つの虚偽の告発」と「プレミアリーグの陰謀論」に基づいていると断言した。

プレミアリーグのリチャード・マスターズCEOは委員会の決定について、数百件に及ぶとされる規則違反に対するリーグの追及が正しかったことを証明するものだと指摘。「この件にはまだ決定すべき点が残っている。とりわけ違反に対してどのような制裁措置を科すのかが重要になる」と述べた。

マンCは告発の対象期間中に合計8つのタイトルを獲得した。これにはプレミアリーグ優勝3回、リーグカップ優勝3回、FAカップ優勝1回が含まれる。

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