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(CNN) 「パレスチナに自由を」の発言で英歌手エド・シーランの米ツアーを降板させられたラッパーのマックルモアが16日、自身が同ツアーで得た出演料100万ドル(1億5600万円)の全額を、パレスチナ支援の6団体に寄付すると発表した。

マックルモアは、米プロフットボールNFLチームのオーナーで富豪のロバート・クラフト氏に対しても、寄付を呼びかけている

「意見の違いはあっても、多分これだけは一致できる。パレスチナ人の命は支える価値がある」。マックルモアはそう記した。

これに対してクラフト氏は声明を発表し、「私は全ての人々の間に架け橋を築くことに人生の大半をささげてきた」「全ての命に守る価値があると深く信じる」と応じている。

クラフト氏は、ツアー会場となるスタジアムのオーナーとして圧力をかけ、マックルモアを降板に追い込んだ張本人とされる。マックルモアについて「反ユダヤ発言や表現の前歴」があると非難し、「ステージで共有された内容」に不快感を示していた。マックルモアは今回のツアー中、「パレスチナに自由を」と訴えていた。

マックルモアの排除に抗議して、シーラン公演の出演者は次々に辞退を表明している。

クラフト氏は、シーランからも「同地域で人道危機と闘うための援助」として200万ドルの寄付を求められたと説明し、自身も以前からパレスチナ人の機会創出などに尽力してきたなどと強調。今回は寄付表明はしなかったものの、「我々の目標は、共に架け橋を築く取り組みを続けることだ」とした。

マックルモアは「小切手を切ることは、自分にとって最も少ないコストでできる連帯のひとつ」とコメントしている。

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