2026 Sep 07 , by:
CNN
ザクセンアンハルト州マクデブルク(CNN) ドイツ東部ザクセンアンハルト州で6日、州議会選挙が行われ、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が歴史的勝利を収めた。第2次世界大戦後のドイツで極右政党が最も州政権獲得に近付いた形となる。
暫定結果によると、AfDは得票率44%を獲得し、「歴史的」勝利を確実にした。
この勝利により、AfDは州議会83議席のうち39議席を獲得した。絶対多数に必要な42議席にはわずかに届かなかった。
過半数確保への道としては連立政権の樹立が考えられ、議席獲得に必要な得票率5%の要件を突破した極左政党「ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟(BSW)」との連携が選択肢になる可能性がある。だがAfD側は、連立に関心がないとの姿勢を示している。
AfDは今回の選挙で長く優勢を保ってきたが、ドイツでは珍しい過半数の獲得は当初から容易ではないとみられていた。
AfDの州首相候補ウルリヒ・ジークムント氏は、CNNの取材に応じ、「これは我々の美しい州にとって歴史的な瞬間だ。人々はようやく政治的な変化を望んでいることを非常に明確に示した。そして何より、その変化を我々とともに実現したいことを示した」と語った。
AfDは選挙戦で、外国人を出身国に送り返す「再移住」を強く訴えた。また、公然と親ロシア路線を掲げるほか、学校や文化施設をより保守的な価値観へ向かわせることや、移民を抑制し、公共放送制度を抜本的に見直すことも計画している。
ジークムント氏は、今回の選挙結果は、ロシアおよび米国の双方との「理にかなった外交」に回帰する権限をAfDに与えたと述べた。
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