ソウル(CNN) 北朝鮮は6日、同国で2隻目となる新型ミサイル駆逐艦「姜健(カンゴン)」を就役させた。姜健をめぐっては、金正恩(キムジョンウン)総書記が昨年5月の進水式で横転したことに激怒し、その失敗を「犯罪行為」と断じていた。今回の就役は目覚ましい復旧を示した形となる。
金氏は、姜健の就役について、北朝鮮の「自尊心、意志、強い精神」の成果だとたたえた。朝鮮中央通信(KCNA)によると、金氏は、核兵器搭載能力を持つ同艦が敵に対する強力な抑止力となると述べた。
昨年の状況からは様変わりだ。KCNAによれば、姜健は進水時、進水機構の不具合で船尾が想定より早く水中に入り、船体の一部が破損して、船首が船台に残ったままになった。その翌日には、損傷は当初懸念されたほど深刻ではなかったと報じられた。
姜健は崔賢級駆逐艦の2番艦。排水量は約5000トンで、北朝鮮がこれまでに建造した軍艦としては最大となる。
1番艦は6月に就役した。金氏は当時、同艦が北朝鮮の軍事史の新たな章を開くものだと述べ、海軍は「70年あまりの停滞に終止符を打った」としていた。
金氏は6日にもこの考えを改めて示し、姜健の就役は海軍の能力にとって「歴史的な出来事となる」と語った。
金氏は、敵対国を抑止するため、北朝鮮海軍を「核武装戦力」に転換しようとしている。KCNAは金氏の発言として、同国東岸には拡大する艦隊のための新たな海軍基地の建設が進められていると伝えた。
金氏は北朝鮮の造船所に対し、崔賢級の2倍の大きさとなる巡洋艦を含め、水上艦を年間2隻建造するよう求めている。
北朝鮮は、米海軍のものと同規模の攻撃型原潜を建造しているとも主張している。昨年12月に公開された画像には、金氏が屋内の建造施設で潜水艦を視察する様子が写っていた。
KCNAによると、金氏は6日、「われわれは海軍力を強化する重要な計画を実行している。8カ月後には再びそれを世界に証明する」と宣言した。この発言はこうした計画の一部またはすべてを念頭に置いていた可能性がある。
6日の就役式にはジュエ氏とされる娘も出席した。国営メディアが公開した画像には、艦内を視察した後、金氏や乗組員とともに集合写真に納まる姿が写っていた。
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