◆パナソニック ビューティ・パーソナルケア事業部 オーラルケア商品企画課 課長 光安優花さん(44)
光安さんは総合電機メーカーで、電動歯ブラシや口腔洗浄器など、口全体を清潔に保ち、虫歯や歯周病、口臭を予防する商品の企画をしています。
歯の手入れに興味を持ったきっかけは、小学4年生から高校3年生まで続けた歯列矯正でした。矯正中は歯や頭が痛かったり、食事がうまくできなかったりして、つらいこともありました。でも、定期的な歯科検診を通して、歯ブラシを細かく動かし、力を入れすぎない歯の磨き方や、歯の間のフロスの使い方を学べました。
この経験で、口腔ケアの大切さと、口と体の健康の深い関係を感じ、人の心身の健康に役立つ仕事をしたいと考えるようになりました。
商品を企画するときは、まず市場調査を行い、顧客のニーズ(欲しいモノ)を分析します。一般の人へのインタビューや、実際に歯を磨いている様子を見せてもらうなど、さまざまな方法で調査します。そして、歯列矯正をしている人、子ども、歯周病が気になり始める40~60代など、さまざまな人が求めている商品をそれぞれ具体化していきます。
試作品ができたら、一般の人に実際に使ってもらい、使い心地やデザイン、色、持ちやすさなどについて評価してもらいます。一つの商品が完成するまでに2~3年かかります。
光安さんは、お客さんから「歯のお手入れが楽しくなった」「歯がきれいに快適になった」と言ってもらえたときに、大きなやりがいを感じるそうです。最後に「小学生の頃から口腔ケアの習慣をしっかり身につけてくださいね」とメッセージをもらいました。【木谷朋子】
家電アドバイザーの資格もありますが、資格よりも、この仕事に必要なのは好奇心です。商品だけでなく、SNSなどで話題になっていることなど、流行に敏感で、いろいろなことにアンテナを張っている人が向いています。
9:00 出勤
10:00 商品の確認
12:00 昼食
13:00 外部の仕事関係者との会議
15:00 設計・デザイナーとの打ち合わせ
16:00 市場・ユーザー分析
18:00 退勤
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