【8月4日 AFP】ロシアとウクライナが攻撃の応酬を繰り広げる中、ロシア・モスクワ州のアンドレイ・ボロビヨフ知事は4日未明、首都モスクワ郊外のノボセルキ工業団地が無人機攻撃を受け、5人が死亡、6人が負傷したと明らかにした。
ウクライナはロシア国内の民間インフラを標的とした長距離攻撃を行っており、ここ数週間はロシア通販大手ワイルドベリーズの倉庫に対する攻撃を強化している。
ロシアがウクライナの都市や町に向けて数百機の無人機や数十発のミサイルを発射していることへの報復として、ウクライナは毎夜、何百機もの無人機をロシアに向けて飛ばしている。
ボロビヨフ知事は4日未明、ノボセルキ工業団地が無人機攻撃を受け、複数の火災が発生したと述べた。
同知事はテレグラムで、「予備情報によると、5人が死亡し、さらに6人が負傷した」と述べた。
また、北西部レニングラード州のアレクサンドル・ドロズデンコ知事によると、クラスニーボル近郊でも無人機攻撃により倉庫が被害を受け、1人が負傷した。
ワイルドベリーズは、この攻撃の結果、クラスニーボルにある同社の物流施設で火災が発生したと発表した。
一方、ウクライナでは、北東部スムイ州でロシア軍の攻撃により子ども2人と高齢女性1人が死亡した。同州のオレフ・フリホロフ州軍事行政長官が4日、に明らかにした。
フリホロフ氏はテレグラムで、「今夜、スムイに対するロシア軍の(誘導航空爆弾による)攻撃で、子ども2人と高齢の女性1人が死亡した」「殺害された子どもは女児で、5歳と10歳だった。子どもたちの遺体は自宅の瓦礫の下から収容された」と述べた。
フリホロフ氏によると、誘導航空爆弾6発が住宅や非住宅建築物を含むスムイ市内の民間インフラに着弾したという。
また、ウクライナ南部ミコライウ市も攻撃を受け、89歳の女性が死亡したと、同州のゲオルギー・レシェティロフ軍事行政長官が明らかにした。
米シンクタンク「戦争研究所(ISW)」のデータに基づくAFPの分析によると、ウクライナ軍がロシア軍の勢いを概ね止めたため、7月のウクライナの前線には大きな変化は見られなかった。(c)AFP
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