秋の味覚の代表格「サンマ」。8月から本格的な漁が始まりますが、このところ歴史的な不漁が続いています。今年の価格はどうなるのでしょうか?
■初サンマが20万円 「1匹にいくら出せる?」
山形純菜キャスター:
秋の味覚の代表格・サンマ。札幌市のキテネ食品館 手稲店に並んだサンマは、1匹20万円という高値で売られています。
お客さんも「びっくりです。どなたが買うのかな…」と言っていましたが、結果はどうなったのでしょうか。
3匹あったのですが、当日はやはり20万円だと売れなかったということで、じゃんけん大会が行われました。
2匹は子どもと50代の男性がじゃんけんで勝って無償でもらい、残りの1匹はなじみの飲食店が2万円で購入したそうです。
街の皆さんに「サンマ1匹にいくらまで出せますか?」と聞いたところ…
▼サンマいくらまで出せる?
・50代女性
「500円」高いとは思うが、サンマにしかない良さがある。
・50代女性
「600円」それくらい出さないと食べられない高級魚になった。
・70代女性
「250円」今、お肉より高いこともある魚を食べたいから安いのを買う。
・80代男性
「100円」1匹100円以下の安い時代を知っているからなあ…
といった声がありました。
山形キャスター:
Nスタが20~80代の男女50人を対象に調べたところ、平均は259.6円でした。
■サンマ不漁のワケ 海水温上昇が影響か
では、2026年のサンマの価格はどうなっていくのでしょうか。
中與商店によると、サンマ1匹の価格予想、2025年は200円~300円だったそうですが、2026年は400円~500円に値上がりすると予想しているそうです。
▼サンマ1匹の価格予想
・2025年 200円〜300円
・2026年 400円〜500円
なぜサンマ不漁が続いているのか、近畿大学の有路昌彦教授に伺うと…
サンマというのは本来、冷たい親潮に乗って南下するそうです。
ですが、2026年は海水温が平年に比べて4℃~5℃と、過去最悪レベルに高くなっているため、サンマが南下しにくく、日本近海で不漁になっているといいます。
2026年、日本の近海にやってくる可能性のあるサンマの量は去年の半分以下と推定されています。
さらに、海水温の上昇によって、エサとなるプランクトンが少なくなり、サンマの身も小さくなってしまうそうです。
山形キャスター:
この海水温の高さは、他の秋の味覚・秋鮭にも影響しているそうです。
中與商店によりますと、秋鮭は2025年は約800円だったのですが、2026年には1000円くらいになる見込みだそうです。
鮭が高いことに伴い、イクラも2025年は2580円だったのが2026年は2倍近く、5000円くらいに高騰する可能性があるといいます。
▼秋の味覚がピンチ?
・秋鮭 2切れ
2025年 799円⇒2026年(予想)1000円
・イクラ(国産) 100g
2025年 2580円⇒2026年(予想)5000円
■秋の味覚も高騰 今年の狙い目は…?
山形キャスター:
魚の価格高騰が続く中、お得なものがないか聞くと、2026年の夏から秋にかけては「シラス(干し)」「戻り鰹」が狙い目だそうです。
シラスは10月ごろまで美味しく食べられるということで、2025年は100g・499円でしたが、2026年は100g・399円になりました。
戻り鰹は8月から10月ごろまで美味しく食べられます。2025年は不漁で並ばなかったということですが、2026年は690円くらいで楽しめると期待されています。
▼夏〜秋の味覚 今年の狙い目は?
・シラス(いま〜10月頃)2025年 100g・499円⇒2026年(予想)399円
・戻り鰹(8月〜10月頃) 2025年不漁で並ばず⇒2026年(予想)1柵690円
井上キャスター:
2025年はサンマが獲れすぎて少し漁を休みましょうというぐらい獲れたそうです。ですが、1年でこれだけ獲れなくなってしまったため、漁師の皆さんは悩ましいと思います。
これだけ濃淡があると、生業としてどうやっていくのかが非常に難しいだろうと感じました。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
いっぱい獲れて、安いのを我々が食べることで、市場は少し安定しますからね。購入して食べるという協力も貢献だと考えます。
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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年
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