2026 Jul 27 , by:
CNN
(CNN) ドイツのベルリンで開かれた性的少数者(LGBTQ+)のイベント会場付近で25日、群衆に車が突っ込むなどして1人が死亡、29人が負傷する事件があった。容疑者の男は26日、警察に射殺された。ドイツ政府は「イスラム主義者のテロ攻撃」と形容している。
事件は現地時間の25日夜に発生。LGBTQ+プライドイベント会場付近の公園で、歩行者らが突っ込んで来た車にはねられ、刃物で襲われた。
警察はこの事件に関係して、レバノン系ドイツ人のアブドゥル・B容疑者(21)の行方を追い、写真を公開するなどして市民に情報提供を呼びかけていた。
AP通信が検察の話として報じたところによると、同容疑者はベルリンにあるイスラム教団体のメンバーで、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に加わろうとした人物として、警察がマークしていた。
同容疑者は2025年、シリアへ入ってISISに加わる目的でレバノンへ渡航。同地で宗教対立をあおったなどとして逮捕され、3カ月間服役していたという。
ドイツへ帰国後は、ISISのプロパガンダ流布などの罪に問われて少年裁判所で禁錮1年10カ月の執行猶予付き判決を言い渡され、控訴手続き中に釈放された。
25日の事件発生を受けてアブドゥル・B容疑者の行方を追っていた警察は、現地時間の26日午後6時ごろ、ベルリン市内の農園で同容疑者を発見。容疑者が刃物を持って向かってきたことから、警察の特殊部隊が発砲したとしている。
救急隊が直ちに蘇生を試みたものの、同容疑者は現場で死亡した。
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