2026 Jul 19 , by:
CNN
(CNN) イラン首都テヘランで今月、前最高指導者ハメネイ師の葬儀が行われる中、参列者の一部がひつぎに寄り添って歩くペゼシュキアン大統領に向かって「妥協者に死を」と叫んだ。
その場所からほど近いところでは、群衆がアラグチ外相に石を投げつけ、「裏切り者の売国奴」と非難。アラグチ氏は葬儀から離れざるを得なかった。同氏はイラン外交のトップとしてトランプ米政権との停戦交渉を担った。
葬儀のさなかに政府高官らへ向けられた敵意は、イランの最も急進的な勢力の間で数カ月前から支持を広げている見方を映し出している。戦時下で米国政府と交渉し、合意に署名したイランの指導者らが、イランとその革命理念に対するソフト・クーデターを企てているという見方だ。
葬儀に参列した大勢の強硬派は、政府高官らがハメネイ師殺害の報復を果たすどころか、ハメネイ師の息子で後継者である現最高指導者モジタバ師の命令に反して合意に署名し、降伏したと考えている。ただし、モジタバ師は公の場に姿を見せておらず、政府高官らが同師の名の下で交渉や統治を進める中でも、自らの権威を目に見える形で示していない。
強硬派は、モジタバ師が身を隠し続ける中、国を運営し代表している表向きの指導部を非難。指導部は議会を停止し、交渉で同師の命令に背き、原理主義勢力の強力な権力基盤となってきた夜間の街頭集会を解散させることで、権力の強化を図っていると主張している。
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