教育投資ジャーナリスト「戦記」さん(49)の一人娘・めぐみさん(16)=仮名=は、東京都内の中高一貫女子校に通う高校2年生です。小学校1年生から毎日小学生新聞(毎小)を愛読し続けてきましたが、大人の新聞を苦にせず読めるようになったため今年5月末に毎小を“卒業”しました。約9年間にわたって家族で毎小に親しんできた様子を報告します。【文・木村健二、写真・後藤由耶】
めぐみさんはいま、大学の医学部への進学を目指して勉強にはげむ日々を送っています。「教養があり、政治や社会への関心を失わず、自分で考えられる大人になりたい」。毎小について「中学受験で社会が得意科目になったのは毎小のおかげ。中高生になってからも、いろいろな面をおもしろく読めて、すごくよかったです。自分の成長をずっと支えて見守ってくれた存在だと思っています」と振り返ります。
めぐみさんが子ども向けの新聞を読み始めようとしたのは、小学1年生を終えようとしていた2017年3月。漢字検定7級(小学4年生レベル)に合格していて、ある程度の漢字が分かるようになっていました。戦記家では、ふだんテレビをつけていません。時事情報を新聞から知るとともに、記事の文章で使われる「生きる漢字」を身につけることが目的でした。
めぐみさんと戦記さんは、実際に子ども向け新聞3紙を読み比べてみました。子ども向け新聞には、毎日届く「日刊」、1週間に1回届く「週刊」の2種類があります。戦記家は日刊がよかったので、まず週刊の1紙が選択肢から外れました。
子ども向け新聞は大きさでも、大人の新聞と同じブランケット判(縦・約55センチメートル、横・約41センチメートル)、その半分のタブロイド判(縦・約41センチメートル、横・約27センチメートル)に分かれます。毎小は子どもの肩幅ほどのタブロイド判で、食卓で読むのにタブロイド判の方がじゃまにならない大きさでした。
毎小の記事の中身についても、戦記さんは「量の多い情報はインターネットで十分なので、厳選された情報がほしい。毎小は子どもが読み切れる、ちょうどいい情報量です。中学受験に特化しておらず、大手の新聞社が子どもの目線でトピック(話題)を選んで伝えているという意思を感じて魅力的でした」と評価します。こうして毎小の購読が始まりました。=2面につづく
教育投資ジャーナリスト。2016年に娘の中学受験をテーマにしたブログ(senkiwork.com)を開始。現在は、中学受験から先読みの大学受験、英語教育、投資教育などを取材。早稲田大学法学部を卒業、アメリカ・カリフォルニア大学バークリー校でMBA(経営学修士)を取得。
東京都内の中高一貫女子校に通う高校2年生。小1から高2春まで毎小を愛読。趣味は読書。
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