【6月25日 AFP】ドイツで、中国人の男を主体とするグループが主に中国人の女性を薬物で昏睡状態にした上でレイプし、その場面を撮影する犯行を繰り返していた事件の公判が進められている。
グループは「老司机駕校(通向けの自動車教習所)」という隠語で呼ばれる性的虐待ネットワークを運営し、メッセージアプリ「テレグラム)」のチャットグループ内で、昏睡状態にした被害女性たちを「死んだ豚ども」、レイプを「カーライド(car ride、後部座席などでの性行為)」という隠語で呼んでいた。
この事件は、見知らぬ男数十人を募って当時妻だったジゼル・ペリコさんを薬物で昏睡状態にしてレイプさせたとして2024年12月に加重レイプ罪で拘禁20年を言い渡され服役しているドミニク・ペリコ受刑者の事件を彷彿(ほうふつ)とさせる。ジゼルさんの事件ほどメディアの注目を集めていないが、傍聴席は多くの中国人女性で埋め尽くされている。
20代後半の中国人女性ワン・ミンさん(仮名)は最近、性的暴行の罪と、被害者を昏睡状態にさせる方法について仲間の男たちにアドバイスをした罪などに問われている医師、邵之霆(Shao Zhiting)被告の公判をベルリンの裁判所で傍聴した。
ドイツに住んで5年になるワンさんはAFPの取材に対し、「何が起きたのかをただ知りたかった」「自分が被害者になっていてもおかしくなかったと感じている」と語った。
ワンさんは、ハンブルクからベルリンまで3回にわたって足を運び、邵被告の公判を傍聴してきた。
邵被告は30代の小柄な男で、眼鏡をかけ、坊主頭にサージカルマスクを着用し、法廷では終始、無表情を貫いている。
邵被告は、主に不眠症の治療に用いられる睡眠導入剤「トリアゾラム」などの薬物の投与法を、他の男たちに指南したとされる。
ワンさんは、司法への好奇心からだけでなく、他の女性たちへの連帯を示すため」に裁判を見届けているとして、「私が彼女たちのためにできることは、傍聴することだけだ」と語った。
Indonesian
English
Hindi
Thai
Vietnamese
Burmese
Spanish
Portuguese
Arabic
Russian
Chinese