【6月13日 AFP】フランス南部リヨンの裁判所は12日、パートナーの女性(40)を薬物で昏睡状態にした上でレイプし、その場面を撮影していた男(39)に禁錮15年の判決を言い渡した。男は一連の犯行に際し、見知らぬ男数十人を募って当時妻だったジゼル・ペリコさんを薬物で昏睡状態にしてレイプさせたとして2024年12月に加重レイプ罪で拘禁20年を言い渡され服役しているドミニク・ペリコ受刑者にアドバイスを求めていた。
男はすべての罪状で有罪となった。さらに裁判所は、男による言葉の暴力が動画に収められていることが判決の決め手になったとし、被害者であるパートナーの女性との間に生まれた息子に対する親権を剥奪した。
ドミニク・テブネ裁判長は、男の「性的倒錯」に「ひどく困惑させられた」と述べた。
男は元ボディーガード。被害者を保護するため氏名は公表されていない。
ミシェル・ゲデス検事はこれに先立ち、男を「目的のためには手段を選ばない性的異常者」と表現していた。
一連の犯行は2015年から始まり、男は逮捕された2023年6月13日にもパートナーの女性を昏睡レイプし、撮影していた。
男に対する捜査は、2020年9月にドミニク受刑者が逮捕されたのをきっかけに始まった。
ペリコ受刑者はチャットで男にアドバイスを提供しており、検事の言葉を借りれば、自身を「この新しい弟子に対する、経験豊富な師匠」として位置づけていたという。
男はドミニク受刑者のアドバイスに対し、「あなたの教えに忠実に従います」と返信していた。
男は法廷で、「(動画の中の人物が)自分だとは思えない。ヴェロ(パートナーの女性の仮名)、子どもたち、そして彼女の家族に許しを請いたい。私はすべてを手にしていたのに、自らの手ですべてを台無しにしてしまった」と述べた。(c)AFP
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