【6月13日 AFP】パレスチナ・サッカー協会(PFA)のジブリル・ラジューブ会長は12日、W杯北中米大会の関連行事に出席するための米国およびカナダへの入国ビザの発給を拒否されたと、AFPに明かした。
ラジューブ氏によると、11日にメキシコの首都メキシコ市で行われた開幕戦前のW杯開会式に出席するための同国入国は許可されたという。
ラジューブ氏はAFPとの電話インタビューで「(ヨルダンの首都)アンマンで申請したが、米国はビザを発給してくれなかった。彼らの対応はばかげている」と述べた。
「私は現在メキシコにいる。チュニジアの試合(14日に同国モンテレイで行われるスウェーデン戦)を観戦した後、帰国するつもりだ」
また、ラジューブ氏は、W杯共催国のカナダのビザ取得にも失敗したことをAFPに明かした。
「一部の勢力は、われわれがイスラエルを批判することを望んでいない」とし、証拠は示さなかったものの「イスラエル側が圧力をかけた」と主張した。
今年4月、ラジューブ氏はカナダ・バンクーバーで開催された国際サッカー連盟(FIFA)の総会に出席した際、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長からの誘いを断り、イスラエル・サッカー協会(IFA)幹部との集合写真への参加を拒否していた。
PFAは、FIFAがヨルダン川西岸に拠点を置くイスラエルのクラブに制裁を科さなかったことをめぐり、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴している。PFAは、ヨルダン川西岸の入植地に拠点を置くクラブは、イスラエルのサッカー当局が運営するリーグに参加すべきではないと主張している。
一方、米国のドナルド・トランプ大統領の移民政策は、W杯で特定の国の関係者に影響を与えている。
ソマリア人審判のオマル・アルタン氏は、有効なビザを持っていたにもかかわらず米国への入国を拒否された。さらに米当局は、イラン代表チームのサポートスタッフの一部や、セネガルとコートジボワールのサポーターへのビザ発給も拒否している。(c)AFP
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