日本銀行は、来週の金融政策決定会合で、政策金利の引き上げを決定すると見られています。
現在の政策金利は0.75%が1.0%まで引き上がる見込みで、引き上げられた場合は、1995年以来、31年ぶりの高い水準となります。
この金利の引き上げは、私たちの暮らしにどのような影響を及ぼすのでしょうか?
専門家に聞きました。
生活に大きく影響を与える「金利」。
日銀は、なぜ、引き上げに踏み切る方針なのか、みやぎん経済研究所の尾上和広常務理事は3つの背景があると説明します。
(みやぎん経済研究所・尾上和広(おがみかずひろ)常務理事)
「(1)物価が上昇している、この物価の上昇を抑えることが一つ
(2)経済情勢は緩やかな回復が続いている状況にある
(3)(前回は)去年利上げしたが、企業動向は利上げが経済活動を圧迫している様子は見られない、そういったことを総合的に勘案して(日銀が)利上げを検討している」
では、私たちの暮らしには、どんな影響があるのでしょうか、
(みやぎん経済研究所 尾上和広常務理事)
【メリット】
「預貯金の金利が増えることによって、利子所得が増える、物価の上昇が抑制されることで、購買意欲も上がってくるメリットがある」
【デメリット】
「借り入れ金利の負担、住宅ローンを3千万、期間35年で借りた場合、金利が0.25%上がると、月々3800円程度支払いの利息が増える」
また、金利の引き上げは、為替にも影響します。
(みやぎん経済研究所 尾上和広常務理事)
【円安の是正】
「内外(海外との)金利差が縮まるので、円の魅力が高まり、基本的には『円買い(円高)』の要因になる。円安が続いたことで物価上昇の一因になってきたので、これは利上げにより、円が買われれば、そこ(物価上昇)は抑制される」
引き上げられれば31年ぶりの高水準となる政策金利。
今後の動向に注目です。
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