(CNN) トランプ米大統領は、米陸軍のヘリコプターがホルムズ海峡付近で墜落したとの報道について問われ、「パイロットたちは無事だ」と述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズは、米陸軍の攻撃ヘリ「アパッチ」1機が8日、同海峡付近で墜落したと報道。乗員2人を救助する必要が生じたと伝えた。
トランプ氏は、同日夜の米プロバスケットボールNBAファイナルを観戦した後、ニューヨークで記者団に対し、「パイロットたちは無事で、けが人はいない」と語った。
何が起きたのかについて、トランプ氏はそれ以上の情報は明かさなかったが、「明日」報告書が出されると述べた。ニューヨーク・タイムズの報道によれば、ヘリコプターが墜落した原因は現時点で不明。
機体を喪失したとみられる今回の事案に先駆け、週末には同地域で敵対行為が激化。7日深夜には、イランとイスラエルが数カ月ぶりとなる直接攻撃の応酬を繰り広げていた。
CNNは、中東での作戦を管轄する米中央軍(CENTCOM)にコメントを求めている。
当時アパッチがどのような任務に就いていたのかは明らかではない。同機は以前、米国によるイラン港湾封鎖の一環として、イランの小型船舶を攻撃するために使用されたことがある。
中央軍のウェブサイトによると、アパッチは主に精密攻撃、近接航空支援、および航空偵察に使用されている。
正式に確認された場合、これはイランとの紛争開始以降、アパッチを失った初めての事例となる。
米議会調査局(CRS)が5月に公表した報告書によると、米軍は2月下旬にイランとの紛争が始まって以来、少なくとも5機の戦闘機、空中給油機KC135「ストラトタンカー」7機、捜索救難ヘリコプター1機、さらに20機以上の無人機を含む数十機の航空機を失っている。
4月初旬には、イラン国内で撃墜されたF15E「ストライクイーグル」のパイロットの1人を救出するため、米軍は危険を伴う作戦を実施しなければならなかった。この極秘任務には、特殊作戦部隊を含む数百人の米軍および情報機関関係者が参加。米軍はイラン国内の地上で自軍の特殊作戦用航空機2機を爆破処分しなければならなかった。
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