これから暑い夏がやってきますね。皆さんは、外で遊ぶのが好きですか? 夏は汗をたくさんかきますので、熱中症に注意して、水分をとるのを忘れないでくださいね。
夏の暑さは、多くの問題を引き起こします。例えば、アメリカでは、山火事が発生し、家が焼けることがあります。北極では、氷が解けて、ホッキョクグマの居場所が失われます。日本では、質の良い米の生産量が減ることがあります。また、気温が高くなると、牛や鶏などの活動が鈍くなり、牛乳や卵などの生産量が減ることがあります。夏の暑さは、さまざまな形で私たちの暮らしに影響を及ぼします。
これまで、夏の気温はどうだったのでしょうか? 世界の夏の気温をみると、毎年緩やかに上昇していることが分かります(図1の赤線)。これは、地球温暖化と呼ばれます。しかし、気温が特に高い年もあれば、低い年もあります(図1の青線)。これは、赤道近くの太平洋の中央部から東部にかけての海面水温がいつもより高くなる「エルニーニョ現象」など、気候変動によるものです。今後、地球温暖化で気温は緩やかに上がるかもしれませんが、気候変動の影響を受けて、気温が特に高い年や低い年もあるかもしれません。
それでは、今年の夏の気温はどうなるのでしょうか? 世界の夏の気温をみると、日本を含む多くの地域で、気温がいつもより高くなりそうです(図2)。これは、地球温暖化に加え、エルニーニョ現象や正のインド洋ダイポール現象(インド洋の西側で海面水温がいつもより高くなり、東側で低くなる現象)などの気候変動の影響によるものです。詳しくは、JAMSTECのホームページを調べてみてください。
広く深い海は、人類が見たことがない場所や、わかっていないことがたくさんあります。そんな海のふしぎを調べ、成果を私たちのくらしや未来に役立てる研究を進めています。国の研究機関で、神奈川県横須賀市など全国6か所に拠点があります。記事の感想はメール(maishou@mainichi.co.jp)へ。
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JAMSTEC情報地球科学研究部門・主任研究員。出身小学校は、神奈川県横浜市立朝比奈小。小学生の頃から海が好きで、海と気候変動の研究をしています。
毎月第1日曜日(一部地域は翌日)に掲載します。
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