2026 Jun 05 , by:
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【6月5日 AFP】中国人の工作員が採用担当者になりすまし、西側諸国の政府職員をだまして機密情報を開示させようとしていると、機密情報共有の枠組み「ファイブアイズ」が警告を発した。
英国、米国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドが構成するこの枠組みは、3日遅くに共同声明を出し、中国の軍事情報機関がビジネスSNS「リンクトイン(LinkedIn)」などのプラットフォーム上で、外交政策や防衛のアナリストといった偽の求人を掲載していると発表した。
工作員らは、人事コンサルタントや、中国国外に所在すると主張する「一見まともな」民間コンサルティング会社やシンクタンクの従業員を装っているという。
ファイブアイズによると、リクルーターは面接のプロセスの中で、レポートの執筆などを通じて、候補者に「非公開」の情報を明かすよう圧力をかけてくるとのことだ。
標的にされるのは、セキュリティークリアランスを持つ人物や軍関係者、ジャーナリスト、そして学者だという。
採用された人物は、レポート1本につき数百ドルから数千ドル(数万〜数十万円)を受け取り、より機密性の高い情報と引き換えに、さらに多くの報酬を提示されることもあるという。
ファイブアイズは、「応募者が機密情報への直接的なアクセス権を持っていない場合でも、機密指定されていない情報」でさえ、中国政府にとっては有益になり得ると警告している。
「特定の種類のデータは、最前線の軍人やその他の職員の命を危険にさらし、われわれの経済的繁栄を弱め、民主的なプロセスへの介入を可能にする恐れがある」と記している。
また、この詐欺にだまされた人物はすでに特定されており、「刑事訴追、失職、そしてセキュリティークリアランスの取り消しにつながっている」と明かした。(c)AFP
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