【5月28日 AFP】中国の王毅外相は米ニューヨークでキューバのブルノ・ロドリゲス・パリジャ外相と会談し、米国が経済的・政治的圧力を強めるカリブ海の島国キューバを支持し、「武力外交やいじめ」に立ち向かうと表明した。国営メディアが27日、報じた。
キューバは現在、米国によるエネルギー封鎖に苦しんでおり、ドナルド・トランプ米大統領はキューバ掌握を公然と口にしている。
共産党一党独裁下の中国とキューバは緊密な関係にあり、中国は食糧不足に直面するキューバを支援するためコメ6万トンを寄付すると表明し、その第一陣は24日に現地に到着した。
中国側が発表した会談要旨によると、王氏はロドリゲス氏に対し、「中国は引き続き正義を貫き、キューバに代わって声を上げ、キューバ国民の大義名分を支持し、キューバの経済発展と同国民の生活向上に貢献していく」と述べた。
さらに王氏は明らかに米国を念頭に置きながら、「すべての国家の主権と独立を断固として尊重し、あらゆる形態の武力外交やいじめに反対することが不可欠だ」と付け加えた。
トランプ政権は今年1月、キューバの同盟国である南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ前大統領を排除した後、ベネズエラからキューバへの石油供給を遮断した。
さらに先週、1996年に米国の民間機2機がキューバ軍に撃墜され4人が死亡した事件で、殺人などの罪でキューバのラウル・カストロ元国家評議会議長を起訴し、圧力を一段と強めた。これにより、米国がキューバの体制を転覆させるための口実を探しているのではないかとの懸念が強まっている。
カストロ元議長の起訴を受け、中国外務省の郭嘉昆報道官は米国に対し、「キューバに対して司法のむちを振り回すのをやめるべきだ。事あるごとに武力をちらつかせるのもやめるべきだ」と要求。
「中国はキューバが国家主権と国家の尊厳を守ることを断固として支持し、外部からの干渉に反対する」と付け加えた。(c)AFP
Indonesian
English
Hindi
Thai
Vietnamese
Burmese
Spanish
Portuguese
Arabic
Russian
Chinese