【5月16日 AFP】米当局は15日、欧州、カナダ、米国でユダヤ人を標的としたテロを企てた疑いがある、親イランのイラク民兵組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」指揮官に対する訴追内容を明らかにした。
モハンマド・バケル・サード・ダウード・アルサアディ被告(32)は、イランへの攻撃の報復として、米国人やイスラエル人を殺害するよう他者に指示、あるいは扇動したとされている。
アルサアディ被告はイラン革命防衛隊(IRGC)と関係があり、米国が外国テロ組織に指定している「カタイブ・ヒズボラ」の幹部だという。
裁判資料によると、アルサアディ被告と身元不明の共犯者らは、欧州で少なくとも18件、カナダで2件のテロ攻撃を計画、調整し、犯行声明を出したとされる。
訴状は、これらの攻撃について「米国とイスラエルによる最近のイランへの軍事行動への報復として、また米国とイスラエルにその行動を停止させるために行われたとみられる」と述べている。
例として挙げられているのは、4月29日に英ロンドンで起きたユダヤ人男性2人に対する刺傷事件や、オランダ・アムステルダム、ドイツ・ミュンヘンなどで発生した複数のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)、イスラエル関連企業、ユダヤ系学校への放火攻撃など。
アルサアディ被告は、ニューヨーク州でシナゴーグ、カリフォルニア州とアリゾナ州でユダヤ系施設を標的とした攻撃を計画していた疑いが持たれている。
逮捕状が出される前には、ニューヨークでの攻撃を実行するため、潜入捜査中の捜査官に3000ドル(約47万円)の前金を支払ったとされている。
15日にニューヨーク・マンハッタンの裁判所に出廷したアルサアディ被告は、カタイブ・ヒズボラおよびIRGCへの物的支援共謀を含む六つの罪で起訴された。また、テロ行為の共謀および物的支援、公共施設を爆破する共謀の罪にも問われている。(c)AFP
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