【5月16日 AFP】米国がポーランドへの兵士4000人の派遣計画を中止したと、米当局関係者が15日に発表した。米政権は、ドイツから数千人の部隊を撤退させると発表し、欧州駐留部隊の再編を進めている。
陸軍参謀総長代行クリストファー・ラニーブ大将は、議会公聴会で派遣中止について質問された際、米欧州軍の司令官が「部隊削減に関する指示を受けた」と述べた。
ラニーブ大将は、 第2機甲旅団戦闘団について、「どの部隊を派遣するかについて緊密に協議してきたが、この旅団が現地に展開しないという判断が最も理にかなっていた」と述べた。
同大将によれば、部隊の一部はすでに海外に派遣されており、装備も輸送中だったが、派遣中止の命令はピート・ヘグセス国防長官の事務所から出されたという。
ともに公聴会に臨んだダン・ドリスコル陸軍長官は、派遣が「数日前に」中止されたと述べている。
共和党のドン・ベーコン議員は公聴会で、ポーランド側は事前に知らされていなかったと指摘。「彼らはきのう私に電話してきた。何も知らされておらず、不意打ちだった」と述べ、派遣中止は「非難すべき」もので、「わが国の恥だ」と批判した。
また、民主党のマリリン・ストリックランド議員もこの決定を批判し、「これほど多くの兵士を引き揚げれば、われわれが信頼できる同盟国ではないというメッセージを送ることになる」と述べた。
ポーランドのブワディスワフ・コシニャクカミシュ国防相は15日、米兵派遣中止は、ドイツからの部隊撤収と関連している可能性があるとの見方を示した。
同相は記者団に対し、「当初予定されていた旅団とは別の旅団、おそらくドイツからの旅団がポーランドに派遣され、5000人の兵士がドイツからポーランドへ移るのであれば、安全保障上の保証に変化はない」と述べた。
米国防総省は今月初め、ドイツ駐留米軍を約5000人削減すると発表。その後ドナルド・トランプ米大統領は、兵士を「5000人よりもはるかに大幅に削減する」と述べたが、詳細は明らかにしていない。(c)AFP/W.G. DUNLOP
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