2026 May 05 , by:
CNN
(CNN) 大西洋を航行中のクルーズ船で、ネズミなどのげっ歯類が媒介するハンタウイルスと思われる集団感染が発生し、これまでに3人が死亡した。
世界保健機関(WHO)によると、ハンタウイルスの症例は1例が確認され、疑わしい症例5例についても調査を行っている。クルーズ船は南米アルゼンチンを出航し、西アフリカ沖の島国カボベルデに向かっていた。
ハンタウイルスに感染すると、最初は倦怠(けんたい)感や発熱、悪寒、体の痛みといったインフルエンザのような症状が表れる。進行すると心臓や肺、腎臓の疾患を引き起こし、重度の呼吸困難や臓器不全に陥って死に至ることもある。米疾病対策センター(CDC)によれば、致死率は5~15%で、呼吸器の症状が表れた場合は約40%が死に至る。
WHOは4日、一般の人の間で感染が拡大するリスクは依然として低く、心配する必要はないと指摘した。しかしクルーズ船内でどのように感染が拡大したのかは現時点で分かっていない。
ハンタウイルスはげっ歯類の体液や糞尿から感染するウイルスの総称で、乾燥したげっ歯類の糞尿の粒子を吸い込むことで人にも感染する。感染源に触れた後、自分の口や鼻に触れて感染する場合もあるほか、まれにげっ歯類にかまれたり引っかかれたりして感染することもある。
人から人への感染が確認されているハンタウイルスは南米原産のアンデスウイルスのみ。ただしそうした症例は極めて少ない。
今回の集団感染が起きた経緯は不明だが、専門家によると、船内にネズミが入り込んだ可能性があるほか、1~8週間という潜伏期間を考えると、アルゼンチンに寄港した際に感染した可能性もある。
WHOは、ウイルスのゲノム解析を含めて詳しい調査を続けていると説明した。
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