(CNN) ウクライナの兵士たちの間では、軍に入れば遅かれ早かれ誰もが「猫好き」になるというのは周知の事実だ。
猫たちは前線の思いもよらない場所で見つかる。塹壕(ざんごう)の中や検問所、破壊された家屋、そして医療救護所など。ある程度の暖かい環境と食べ物を求めるのと引き換えに、彼らは兵士たちに寄り添い、部隊の士気を高めてくれる。
しかし最前線でたくましく生きる動物たちでさえ、時には危険にさらされる。今月初め、まさにそのような状況の中、ウクライナ第14独立機械化旅団がドローン(無人機)を用いて、戦場の真ん中から猫と犬を避難させる出来事があった。
猫のバルシクと犬のザギブリュクは同旅団の制圧地域に頻繁に姿を見せていたが、どういうわけか最前線の陣地の一つへ入り込んでしまった。
塹壕から彼らを回収するのに人間が近づくのは危険すぎたため、バルシクとザギブルクはドローンに乗せられて脱出することになった。「隊員たちは彼らを通気性のある特別なポーチに入れ、慎重にドローンに固定して避難させた」と、同旅団のナディヤ・ザムリガ報道官はCNNの電話取材に対して語った。
ザムリガ氏によると、この作戦に携わったドローン操縦者には特別な技能が求められた。動物たちを約10キロメートル飛行させた後、「穏やかに」着陸させなければならなかったからだ。
避難作戦はハッピーエンドを迎えたと、ザムリガ氏は話す。バルシクは自身の「猫パパ」にまた面倒を見てもらえる見通しとなった。この兵士は傷を負ったものの、現在回復の途中にある。両者はまもなく再会を果たす予定だと、ザムリガ氏は言い添えた。
一方、ザギブリュクは前線から離れた後方の部隊と共に過ごしており、ザムリガ氏によると非常に元気だという。「ドローンでの飛行によるストレスはすぐに消え去った。これらの動物たちは2年間兵士たちと共に過ごしており、仲間と離れる気はさらさらない」と同氏は説明した。
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