(CNN) サムスンの「Galaxy A37」と「Galaxy A57」が、これ以上ないタイミングで登場した。同社の新しい「Galaxy S26」シリーズはこれまでテストした中でも最高クラスのスマートフォンだが、最低でも1000ドルに近く、超ハイスペックな「Galaxy S26 Ultra」ともなればさらに高額だ。昨今、多くの人の財布のひもがかつてないほど固くなっていることを考えると、S26の主要機能の多くがつめこまれた、はるかに安価なスマホというのは実に魅力的な存在だ。
Galaxy A37は450ドル(約7万1000円)から、Galaxy A57は550ドルからという手頃な価格設定。両機種ともなめらかな高リフレッシュレートのディスプレー、大きく鮮やかな画面、そしてこれまでプレミアム端末向けだったサムスンとグーグルの最新AI(人工知能)機能まで備えている。しかしその低価格は妥協に見合うものなのか。そして、グーグルやアップルの優れた低価格モデルに匹敵するのか。4月9日の発売に先駆けてA37とA57のハンズオンの機会を得たので、答えをお伝えしよう。
A37とA57はSシリーズよりずっと安いが、見た目はそう感じさせない。光沢感のある仕上げ、大ぶりなカメラに加え、高価なGalaxyモデルと同じ強度の高いアルミニウムとはいかないものの軽量ながらしっかりした作りは、紛れもなくサムスンらしい魅力的なデザインだ。筆者は両機種の光沢感のある背面パネルはあまり好みではない。S26シリーズのマット仕上げのほうが手触りがよく、指紋もつきにくいからなのだが、この価格帯で手に入るスマートなデザイン全体を大きく損なうものではない。試した中でもピンクのA37は特に見た目が気に入ったが、ホワイト、グレー、ブラックといった落ち着いたカラーも用意されている。
両機種ともフルHDの6.7インチAMOLEDディスプレーを搭載しており、A57はよりベゼルが薄く、高い没入感を得られる。「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」の予告編を見てみると、スパイダーマンのアイコニックなスーツの赤と青が適度な鮮やかさで映し出された(ただ、両方とももう少し明るいとうれしい)。もう一つすぐに目を引いたのが、120Hzのなめらかなディスプレーだ。スクロールやアプリの切り替えが、高価なGalaxy S26シリーズと同様に流れるようで快適だった。これはサムスン製低価格スマホの以前からの強みで、599ドル(日本では税込9万9800円)の「iPhone 17e」がいまだに比較的もたつく60Hzにとどまっていることを考えるとなおさら際立つ。
A37とA57はいずれも旧世代より優れたパフォーマンスをうたっている。特にA57は「Galaxy S25+」と同じベイパーチャンバーを搭載し、高負荷時でも発熱を抑える。どちらも各種AI機能に対応しており、グーグルの「かこって検索」は発売に合わせてアップデートされ、1枚の画像から複数の商品を同時に認識できるようになる予定。(お気に入りのセレブのコーデをまねしたいときにもってこいだ)
どちらもカメラは、マクロ・広角・超広角の3基構成。超広角はA57のほうがやや強力だ。望遠レンズは搭載されていないため、高価なGalaxyスマホのような優れたズーム撮影は期待できない。実際の写真性能は通常の撮り比べテストで確かめる必要があるが、筆者が同僚とふざけて撮ったセルフィーは十分にシャープだった。
Galaxy A57とA37は新たにサムスンの堅実で手頃なスマホシリーズとなりそうだ。そして何より、このご時世にぴったりの2機種といえる。「Google Pixel 10a」やiPhone 17eは、価格を抑えても大きな犠牲を払わなくて済むことを証明してみせた。サムスンのAシリーズもそれに続くだろうか。今後その性能をじっくり検証しようと思う。
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本稿はCNN Underscoredのマイク・アンドロニコ記者による製品レビュー記事です。
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