(CNN) 中東情勢をめぐり、イラン側の代表は和平交渉にあたってトランプ米政権に対し、バンス副大統領との協議を希望すると伝えた。情報筋2人が明らかにした。これまで窓口だった、ウィトコフ特使やトランプ大統領の娘婿クシュナー氏との交渉再開は望んでいないという。
こうした意向は非公式のルートを通じて米側に伝えられた。イスラエルと米国が軍事行動に踏み切る前に交渉が決裂したことで信頼が損なわれており、イランはウィトコフ氏やクシュナー氏を含む協議は実りあるものにならないと考えていることを示唆している。
情報筋によると、バンス氏は、ウィトコフ氏やクシュナー氏、さらにはルビオ国務長官と比べても、戦争終結を望む立場により理解を示していると受け止められている。
情報筋によれば、バンス氏は紛争の終結に強い意欲を持っていると認識されているという。
ただ、地域の情報筋の間でも、バンス氏が交渉に入ることには危うさも伴うとみられている。紛争終結を巡る交渉は容易ではないためだ。
特にウィトコフ氏は、米側の担当として引き続き深く関与している。情報筋によると、イラン側も結局は、トランプ政権が派遣する交渉役と向き合う以外に選択肢はない可能性が高いという。
別の情報筋は、「政権がだれを送ると決めようと、イラン側は対応せざるを得ない。ただ、それで好みがないということにはならない」と話した。
これに先立ち24日、トランプ氏は、自身の外交チームの主要メンバー全員が交渉に関わっていると述べていた。
ホワイトハウスのレビット報道官はCNNに対し、米国を代表してだれが交渉するかを決めるのはトランプ氏だと述べた。
レビット氏は、トランプ氏だけが米国を代表して交渉するのがだれかを決めるとしたうえで、トランプ氏が指摘したように、バンス氏、ルビオ氏、ウィトコフ氏、クシュナー氏の全員が関与すると語った。
別のホワイトハウス当局者は、地域の情報筋がトランプ氏を弱体化させようとしていると述べた。
同当局者は、「『地域の情報筋』だけを情報源とするこの明白な工作は、大統領を弱体化させるための外国による組織的なプロパガンダなのは明らかだ」と語った。
現時点では、今週中にもパキスタンの首都イスラマバードで米国とイランが会談する可能性は残っている。ただ、情報筋によると、開催を後押ししている側の中にも、実際に実現するかどうかには懐疑的な見方があるという。
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