ハバナ(CNN) キューバのディアスカネル大統領は17日、米国によるキューバ支配の試みは「揺るぎない抵抗」に遭うだろうと述べた。全国的な送電網の崩壊後、島の一部地域では電力供給が再開された。
ディアスカネル氏は強気な姿勢でX(旧ツイッター)に投稿。60年以上にわたりキューバを孤立させようとしてきた米国の政権が現在、経済的弱体化を口実にキューバを掌握しようとしていると非難した。
「この激しい経済戦争は他に説明のしようがない。それは国民全体に対する集団懲罰として行われている」「最悪のシナリオに直面しても、キューバには確信がある。いかなる外部侵略者も、揺るぎない抵抗に直面するだろう」(ディアスカネル氏)
トランプ米大統領はキューバの共産主義指導部に対し、支配権を奪うという脅迫を繰り返してきた。16日にキューバを自分の思い通りにできると示唆した後、17日には「我々はごく近いうちにキューバに対して何らかの行動を起こすだろう」と述べた。
一方ルビオ国務長官は17日、「キューバには新しい指導者が必要だ」と発言。「彼らの経済は機能していない。深刻な問題を抱えているが、現政権は解決策を知らない。だから新しい指導者が必要だ」と述べた。
キューバは今年初め、米国が事実上石油供給を停止したことで、老朽化した電力網の主要燃料源が途絶え、深刻な経済的打撃を受けている。
16日、キューバ全土で初めて発生した送電網の崩壊により、1000万人の住民のほとんどが停電に見舞われ、ガストーチやろうそくの炎での調理を余儀なくされた。
ダンプカーの燃料不足により一部地域ではごみが山積みになった。そのため学校の授業時間が短縮され、主要なスポーツイベントが延期された。
17日午後までに、首都ハバナ及び島の西部と中東部の一部地域では、約55%の世帯で電力が復旧した。
停電は、キューバ国民の生活状況の困難に拍車を掛けている。国民は数カ月にわたり、断続的な送電停止に耐えてきた。
米国が脅迫を実行に移すかどうかは不透明で、そのことがキューバ国民の怒りと不安を増幅させている。それでもハバナ在住のマリアネラ・アルバレスさんはロイター通信の取材に対し、キューバ国民は戦争を望んでいないと語った。
「一般市民には戦争の準備ができていない」「トランプ氏には状況を理解し、私たちを放っておいてほしい」
一方、同じくハバナ在住のアメド・エチェニケさんはロイター通信に「トランプ氏との対話は信用できない」と話す。「本人についてはほとんど知らないが、人として信用できない。だからたいした希望は持てない」
ディアスカネル氏は13日、キューバ当局が米国と協議を行ったことを初めて確認。「解決が必要な二国間の問題を見極める」ための協議だったと説明していた。
トランプ氏はかねて、米国がキューバと協議を行っていると述べていたが、キューバ側からの正式な確認は今回が初めてだった。
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