ハバナ(CNN) 米国のトランプ大統領は16日、キューバを「手に入れる栄誉」を得るかどうかについて思いを巡らせた。キューバではこの日、米国が事実上同国への石油の流入を遮断して以降初めて全土で送電網が崩壊した。
トランプ氏は、「米国とキューバについて、米国がいつキューバを手に入れる栄誉を得るかという話を私は生涯ずっと聞いてきた。それは大きな栄誉だ」と述べた。「何らかの形でキューバを手に入れることだ。つまり、解放するにせよ、手に入れるにせよ、私が望むことは何でもできると思う」と語った。
米国によるキューバでの軍事作戦が、1月のベネズエラでのマドゥロ大統領(当時)の拘束を再現するようなものになるのか、米国が続けているイランとの軍事衝突のようなものになるのかと記者団から問われると、トランプ氏は「それは言えない」と答えた。
トランプ氏の発言があったのは、キューバが再び停電に見舞われた時だった。国営の送電事業者は16日、送電網が崩壊した時点で稼働していた発電設備に異常は確認されなかったとし、全国で電力の復旧に取り組んでいると述べた。
キューバは発電を石油に大きく依存している。米国による燃料輸送の事実上の封鎖がこの国のエネルギー危機を悪化させ、断続的な停電、医療物資の配給制、観光客の減少を招いていると当局者は語る。ガソリン価格は非公式の市場で1リットル9ドル(約1430円)になるほど急騰。自動車を満タンにするためには300ドル以上かかり、ほとんどのキューバ国民の年収を上回る。
全国規模の停電はここ数年、頻繁に報告されている。キューバ当局はこれまで、原因は米国の経済制裁にあるとしてきたが、老朽化した発電システムへの投資不足を指摘する声も上がっている。
キューバのカルロス・フェルナンデス・デ・コシオ外務副大臣は16日の停電を受け、「米政府当局者は、キューバのすべての家庭に生じた被害にさぞ満足していることだろう」と述べた。
キューバのディアスカネル大統領は13日、この3カ月間、同国に石油は一切届いていないと訴えた。また、キューバ当局者が米国と「解決が必要な二国間の問題を特定する」ための協議を行ったとも述べた。
政府はエネルギー危機への対応として、授業時間の短縮、主要なスポーツ・文化イベントの延期、交通サービスの削減などの緊急措置を発表した。
多くの国営病院はサービスを縮小している。燃料と稼働できるごみ収集車の不足により、地域一帯にはごみが積み上がっている。
ネットワーク監視会社ケンティックによると、最近のデータからは、エネルギー危機の中でキューバのインターネット通信量が急減していることがうかがえる。通信量は通常の3分の1にとどまっているという。
多くの国の航空会社は、航空燃料不足や不安定な状況を理由に、キューバ便を欠航している。
トランプ氏は先週、キューバは「深刻な窮地」にあり、米国がこの国の「友好的な掌握」に関わるかもしれないし、関わらないかもしれないと述べた。「彼らは燃料切れ寸前だ」
Indonesian
English
Hindi
Thai
Vietnamese
Burmese
Spanish
Portuguese
Arabic
Russian
Chinese