棒高跳びを身近に感じてもらい、魅力を伝えようというイベント。開催のために、クラウドファンディングで集まった額は約40万円です。
いま、クラウドファンディングの形が変わってきているようです。
■競技場を飛び出し!池袋の街中で「棒高跳び」
東京・池袋駅から徒歩5分ほどの公園。立ち並ぶビルの間で行われていたのは、棒高跳びです。日本のトップクラスの選手らによるエキシビションマッチに会場は大盛り上がり。
「棒高跳び」を体験した人からは、「フワッてしてびっくりしました。貴重な体験できました」といった声が聞かれました。
棒高跳びを身近に感じてもらい、魅力を伝えようというこのイベント。一体なぜ、街中で開催したのでしょうか。
NPO法人ボウタカ 川辺陽也さん
「棒高跳びとか陸上競技を、競技場でやってるから来てくださいっていうのは、ハードルが高いものだろうと思っています。僕たちが逆に競技場を飛び出して行って、こういう街中で行うっていうことが大事」
せっかくなので取材に行った高柳光希キャスターも挑戦。学生時代に棒高跳びをやっていましたが、挑戦するのは5年ぶりということで、念入りに練習を繰り返します。
挑むのは3メートル80センチ。観客に見守られる中での挑戦ですが、体がバーに触れてしまい、惜しくも失敗。
高柳キャスター
「めちゃくちゃ緊張しました。悔しい。跳べるかなと思ったけど、なかなか難しかった」
■「日本人から6mジャンパーを!」夢の実現へ…大手企業も後押し
出水麻衣キャスター:
街中での棒高跳びというのは、海外では珍しくないといいます。
▼フランス・パリでは、2014年にエッフェル塔の前で、また、▼スイス・ローザンヌでは、2025年に世界最高峰の大会「ダイヤモンドリーグ」も開催されています。
池袋でのイベント「ストリートボウタカ」の発起人であるNPO法人ボウタカの川辺陽也さん(19)は、自身も7年間棒高跳びをやっているアスリートです。
川辺さんは「棒高跳びを身近に感じてもらい、棒高跳び人口を増やし、日本人から6メートルジャンパーを生み出したい」という思いから、「ストリートボウタカ」というイベントの開催に至ったということです。
毎年やっていきたいという熱い思いに、大正製薬など大手企業も応援しているということです。
夢を応援したい人が集まって、クラウドファンディングで実現していくというのは素敵なことですね。
タレント・俳優 青木さやかさん:
私もクラウドファンディングで動物保護団体のために300万円を集めようと出資を募ったところ、800万円も集まりました。仲間で一致団結することができ、また責任感も持つことができました。
■東日本大震災がきっかけ?日本のクラファン
出水キャスター:
日本のクラウドファンディングのさきがけは「READYFOR」というサイトだということです。
士業クラウドファンディング支援協会の伊東修平代表によると、「東日本大震災で“寄付文化”が醸成され、『クラウドファンディング』が日本で市民権を得はじめた」といいます。
「READYFOR」では、例えば国立科学博物館が、光熱費高騰や入館者数の減少などによる資金難を解消するために出資者を募りました。目標金額は1億円だったのですが、なんと9億円を超える支援金が集まりました。
■進化するクラファン 企業のテストマーケティングの場にも
出水キャスター:
今、クラウドファンディングは進化し、単なる資金調達の場ではなくなっているようです。
15周年を迎えた人気ゲーム「なめこ栽培キット」のクラファンでは、出資した人には15周年グッズやリアルイベントの参加チケットなどがおくられるということです。
クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」担当者は、「資金を集めるだけではなく、仲間を集める場としてクラウドファンディングを活用することもある」といいます。
さらに、ボードゲームに特化したクラウドファンディング「ボドファン」では、世界で人気のゲームを日本版にするために出資を募ったところ、目標金額に対して641%、つまり6倍もの資金が集まったというのです。
現在、購入者は1000人以上いるので、コミュニティもできつつあり、ボードゲームができた際には、イベントを開催したり、仲間を作ったりすることができます。
今、大企業のテストマーケティングの場としても、クラウドファンディングのプラットフォームが使われ始めているということです。
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<プロフィール>
青木さやかさん
タレント・俳優 高校生の娘の母
ギャンブル依存・肺腺がん闘病の経験も
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