【3月15日 AFP】駐ウクライナ・イラン臨時代理大使のシャフリヤール・アムゼガー氏がこのほど、AFPの独占取材に応じ、ロシアが投入したイラン設計の無人機を撃墜してきた知見を武器に、ウクライナが米国や湾岸諸国へ支援を提供していることは「茶番」に過ぎないと切り捨てた。
イランは、最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害した米イスラエルによるテヘラン空爆への報復として、無人機やミサイルを用いて中東の広範囲を攻撃している。
アムゼガー氏はAFPに対し、「中東での無人機対策に向けたウクライナの動きは、本質的に茶番であり、見せかけのポーズに過ぎないと考えている」と語った。
AFPは、首都キーウのウクライナ大統領府近くにある、一部機能が移転済みのイラン大使館でアムゼガー臨時代理大使を取材した。ウクライナ政府は2022年、イランがロシアに無人機「シャヘド」を供給したことを受け、イラン大使の承認を取り消し、外交使節団の規模を縮小した。
ウクライナは、同様の脅威に直面している湾岸諸国に熟練のドローン専門家を派遣したと発表。アムゼガー氏はこの動きを非難した。
「不運なことに、ウクライナは今や事実上、イランと直接対立する段階に進んだ。つまり、われわれの敵側に自らを置いたということだ」
同氏はまた、ロシアの侵攻に関与していることを否定し、イランはウクライナの領土保全を支持していると主張。ウクライナ政府が「欧米からより多くの支援を引き出すために『イラン・カード』を利用している」と指摘した。
■「恐れてはいない」
ウクライナは、緊急に必要としている対空ミサイルを入手するため、対無人機技術や知見の取引を模索しており、すでに専門家をカタール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアに派遣し、活動を開始したとしている。
こうした動きに対しアムゼガー氏は「この紛争におけるウクライナの存在は、われわれにとって実際には何の意味も持たない。真剣には捉えていない」と一蹴。「ウクライナ政府の最近の行動を全く恐れていない。われわれにはこれらすべての試みを無効化する新しい技術とイノベーションがある」と付け加えた。(c)AFP/Barbara WOJAZER
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