【3月12日 AFP】米ホワイトハウスは11日、中東での戦争が進行中にもかかわらず、ドナルド・トランプ米大統領が2026年サッカーW杯北中米大会にイランが参加することを「歓迎する」と述べたと発表した。
2月28日の米国とイスラエルによる攻撃で引き起こされた戦争により、イランは米国・カナダ・メキシコで共催されるW杯への出場が不透明になっている。
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は同日、大会準備に関する会議で「トランプ大統領は、イラン代表チームが米国での大会に参加することを歓迎すると改めて述べた」と投稿。米政府はこの投稿内容を確認した。
今回のトランプ氏の発言は、先週ニュースサイト「ポリティコ」に対して「イランがW杯でプレーするかどうか、私は全く気にしない」と語ったコメントとは対照的なものになっている。
トランプ氏が姿勢を変えたのは、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が殺害されるなどの事態を受け、イラン当局者が参加しない可能性があると示唆したタイミングと重なった。
イランのアフマド・ドンヤマリ青年・スポーツ相は10日、国営テレビに対して、「この腐敗した政府がわれわれの指導者を暗殺したことを考えれば、いかなる形でもW杯に参加できる状況にはない」とし、「彼らは8~9か月の間に二つの戦争をわれわれに押し付け、数千人の国民を殺害し、殉教させた。したがって、われわれには参加する可能性は全くない」と述べた。
イランサッカー連盟(FFIRI)のメフディ・タジ会長も10日、現在オーストラリアで開催中の女子アジアカップで複数選手が亡命したことを受け、男子代表がW杯に参加するかどうかに疑念を示した。
タジ会長は「W杯がこんな状況であれば、正気の人間が誰一人として自国の代表チームをこんな場所に送りたいと思うだろうか?」と国営テレビに話した。
大会は3か国にまたがって開催されるものの、イランはグループステージ3試合を全て米国内で行う予定となっている。
仮にイランが不参加となれば、1950年ブラジル大会でのフランスとインド以来の出場辞退となる。(c)AFP
Indonesian
English
Hindi
Thai
Vietnamese
Burmese
Spanish
Portuguese
Arabic
Russian
Chinese