(CNN) イラン当局が壊滅的な攻撃を受けた現場から回収したと主張するミサイルの破片は、米国製の巡航ミサイル「トマホーク」のものとみられることが、CNNの分析から明らかになった。当該の攻撃は2月28日にイラン南部の小学校に対して行われ、多くの死者が出ていた。
イラン国営放送局IRIBは、破片の写真4枚をSNSのテレグラムで共有した。キャプションには、これらは同国南部ミナブにある学校への攻撃の残骸だと記されている。国営メディアによると、同校では少なくとも168人の児童と14人の教師が死亡したという。
破壊された校舎前のテーブルに置かれた破片が、学校への攻撃からのものか、隣接するイスラム革命防衛隊(IRGC)海軍基地に対する攻撃からのものか、あるいは他の場所からのものなのかは確認できなかった。しかしCNNの調査と専門家の分析によると、破片は米国製のトマホーク巡航ミサイルのものと一致するようだ。 CNNが建物に命中する様子を捉えた動画を分析したところ、学校に隣接するIRGC基地への攻撃で少なくとも1回、トマホークミサイルが使用されたことが判明した。国防総省はこれらのミサイルを精密誘導兵器に分類している。基地内の複数の建物が精密誘導ミサイルによる攻撃を受けたとみられる。
これらの写真以外にも、今回の攻撃の責任が米国にあることを示す証拠は山積している。トランプ米大統領はこれと矛盾する主張を展開しており、先週はイランによる攻撃だと非難。9日にはイランがトマホークミサイルを保有しているとも強調した。専門家によると、イランはトマホークミサイルを保有していない。
ホワイトハウスは10日、国防総省が学校への攻撃に関する調査結果を公表すると発表した。
写真に写っている破片の一つには、「Made in USA」の文言と米オハイオ州に拠点を置く軍需品メーカー、グローブ・モーターズの名称が刻まれている。公開データによると、同社は国防総省からミサイル部品の製造で数百万ドル規模の契約を獲得しており、直近では2025年に受注している。
写真に写っている別の破片には「SDL ANTENNA」と刻まれている。これは「衛星データリンクアンテナ」の略で、トマホークの新型に使用されている通信ユニットの部品だ。また、米コロラド州に拠点を置くボール・エアロスペース・アンド・テクノロジーズ社(24年に英国のBAEシステムズに買収された)の名称もミサイル部品に明記されている。
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