(CNN) トランプ米大統領は5日、国内のガソリン価格の高騰は問題ではないとの認識を示した。米国の原油価格は先月27日から20%急騰している。
「それについては何の心配もしていない」。トランプ氏はロイター通信の取材に答えそう語った。
「事態が収束すれば価格は急速に下がるだろう。上がるなら上がるで問題はない。ここで起きているのは、ガソリン価格の多少の値上がりなどよりはるかに重要なことだ」(トランプ氏)
米国の原油価格は5日、1日の上げ幅としては新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が始まった2020年5月以来最大の水準を記録し、11カ月ぶりの高値に達した。
トランプ氏は先週の一般教書演説で、ガソリン価格の値下がりを誇示したばかりだった。
ロイター通信とのインタビューで、トランプ氏は戦略石油備蓄に手をつける考えはないと表明。ホルムズ海峡の通航は今後も維持されるとの見方を示した。イランの海軍が現在「海の底」にいるのがその理由だとしている。ホルムズ海峡は地球上の原油の5分の1が通過する重要な航路とされる。
イランはホルムズ海峡の北側を掌握しており、同海峡を通過する原油タンカーの流れを遮断しているように見える。4日に同海峡を通過した原油タンカーは1隻もなかった。
トランプ氏が必要に応じてこの地域のタンカーに海上保険を提供し、米海軍による護衛を行うと約束したことを受け、原油価格は3日、一時的に安定した。しかしその後数日間の価格高騰は、地域の紛争が深刻化する中で、エネルギー供給の途絶に対する懸念が依然として続いていることを示唆する。
トランプ氏は4日、タイム誌とのインタビューで、イランとの戦争に「期限はない」と述べた。ただそれより前には、戦争の期間を4~5週間と見込んでいた。
今回の紛争は、既に世界経済の回復に対する試練となっている。エネルギー価格の高騰と供給の混乱がインフレを加速させ、経済成長を圧迫する恐れがあるためだ。
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