北京/香港(CNN) 中国は5日、2026年の経済成長率の目標を4.5~5%に設定すると発表した。これは数十年ぶりの低水準となる。世界第2位の経済大国の中国だが、現在は国内需要の低迷と不透明な世界情勢の見通しに直面している。
中国は23年から25年にかけ、「5%前後」の成長率目標を3年連続で掲げていた。同国の経済成長軌道は長引く不動産危機、投資の減少、消費の低迷、そしてデフレに圧迫される形で鈍化している。
26年の目標値は、中国政府が1990年代初頭にこのような数値を発表し始めて以来、最低水準となる。
中国ナンバー2の当局者である李強(リーチアン)首相は5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で演説を行い「この1年間、中国経済は驚くべき回復力を示し、逆風にも屈することなく前進してきた」と強調した。
その一方で「過去何年にもわたり、ここまで深刻かつ複雑な状況に直面したことはほとんどなかった。外的なショックと課題が、国内の困難や厳しい政策選択と絡み合っていた」とも振り返り、国内経済が依然として「根深い構造的問題」の渦中にあることを認めた。
今後1週間にわたる全人代では、約2900人の代表が中国の次期「5カ年計画」を承認する。計画は今後数年間の政府による優先課題の指針となる内容で、世界的なテクノロジー超大国としての地位を確固たるものにすることを目的とした政策の青写真となる。
全人代の数週間後にはトランプ米大統領が北京を訪問する。習近平(シーチンピン)国家主席は、3日間の首脳会談で貿易、テクノロジー、台湾問題などを議論する予定だ。
中国は70年代後半に経済改革を開始して以来、ほぼ30年間にわたり2桁成長を遂げ、2010年には日本を抜いて世界第2位の経済大国となった。しかし、過去10年間でその勢いは鈍化。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に対する厳格な措置が低迷に拍車を掛けた。一方で地域のライバルであるインドは、主要国中最速の経済成長を遂げた国として中国を追い抜いている。
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